前回の記事では、日経225オプションのボラティリティについて解説しました。
今回は、日経225オプションのギリシャ文字について、詳しく解説していきます。
〇ギリシャ文字とは?
ギリシャ文字は、オプション価格の感度を分析するために用いられる指標です。
具体的には、以下の5つの指標があります。
・デルタ : オプション価格が株価の変化に対してどれくらい敏感に変化するかを表します。
・ガンマ : デルタの変化率を表します。
・ベータ : ボラティリティの変化に対してどれくらい敏感に変化するかを表します。
・シータ : 1日経過するごとにオプション価格がどのくらい減るかを示す指標です。
〇ギリシャ文字の活用
ギリシャ文字は、オプション取引において様々な戦略に活用することができます。
・ヘッジ戦略: デルタやベータを用いて、ポートフォリオのリスクをヘッジすることができます。
・トレード戦略: ガンマやシーガを用いて、オプション価格の変動性を活用したトレード戦略を立てることができます。
〇まとめ
日経225オプションのギリシャ文字は、オプション取引において非常に重要な要素です。
投資家は、ギリシャ文字を理解し、適切な戦略を立てることが重要です。
個人的には、デルタとシータを見てますね。
自分のポジション全体でデルタがプラスかマイナスかを結構見ます。
プラスなら、日経平均が上がれば儲かる。
マイナスなら日経平均が下がれば儲かる。
って感じです。
シータは、日経平均およびボラティリティが変化なければどのくらい価値が減っていくのかなと、売りを入れるときに少し見たりします。
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