ポスト更年期世代も他人事ではありません。
カウンセリングをすると、パートナー間のセックスやスキンシップ不足で自己肯定感が薄れ、症状を悪化させた方が沢山おられました。
又、体は使わないと機能が衰えるもの。
セックスレスではフェムゾーン(膣や外陰部)のトラブル「 GSM (閉経関連尿路性器症候群)」の進行にも繋がります。
私は、女性が閉経後も幸せに過ごし、GSM を予防する為にもセックスは重要だと考えます。
只、直ぐに解決できないケースだってあるでしょう。
そうした場合でも、フェムゾーンに注意を払う事が必要です。
日本では性に関する話題がタブー視され、女性は自身のフェムゾーンを「繊細で触ってはいけない処」と思いがち。
然し、顔と同じ様に日々ケアをしないと、確実に劣化する場所です。
最も重要なのは保湿。
洗顔後に保湿する様に、毎晩優しく洗って保湿しましょう。
良質な植物性オイルをさっと塗るだけで十分。
専用の保湿剤も市販されているので、お気に入りを見付けるのもお勧めです。
保湿は1日に1〜2回で OK 。
乾燥を防ぐ為、温水洗浄便座を使うのは排便時だけに留めてください。
乾いた土に水をやると植物が元気になる様に、フェムゾーンも潤えば健康な状態に近付きます。
ケアに努めて見てください。
関口 由紀 泌尿器科医
愛媛新聞 輝くポスト更年期の為にから
体は使わないと機能が衰えるものらしい。
毎日使おう。
けどあそこは毎日は無理だ。
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