「移動性野生動物種」と呼ばれるこれらの生物の多くに絶滅の危機が迫っている事が最近の研究で明らかになってきた。
「長距離を移動する主要な動物の多くで個体数が減少傾向にあり、これらの動物の絶滅リスクが高まっている」。
ボン条約の事務局は、2024年2月に発表した報告書でこう指摘した。
ボン条約は「移動性野生動物種の保全に関する条約」が正式名称。
移動性動物の種と生息地の保全を国際協力で進め様と1979年に採択され、83年に発効した。
条約のエイミー・フランケル事務局長は「移動性の野生動物は植物の受粉を助けたり、栄養分を遠くに運んだりと言う重要な役割を果たしているが、各地で乱獲や生息地の破壊などによって脅かされている」と指摘。
保全の為の国際協力の強化を各国に呼び掛けた。
ボン条約には現在、132の国と欧州連合( EU )が加盟している。
米国、カナダ、中国、ロシアなどに加え日本も未加盟だ。
保護団体、リアル・コンサベーションの草刈秀紀代表は「島国の日本は、海亀や海生哺乳類、渡り鳥など様々な生物が移動する経路にあり、これらの生物を保全する国際的な責務がある。
生物多様性保全の重要性が高まっているのだから、日本もボン条約を早急に批准するべきだ」と話している。
愛媛新聞 旅する動物絶滅の危機から
地球上には長距離を移動する渡り鳥の主要な経路「フライウェイ」が九つ存在する事が知られているらしい。
世界自然保護基金( WWF )、日本野鳥の会、バードライフ・インターナショナルなどあるらしい。
地球に住んでいるのは人間だけではないと強く思うべきだ。
ダイバーも自然を壊さない様意識している。
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