「今、人類は絶滅の危機に瀕している」と見るリフキンさんは、本書で、「進歩の時代」から、新たな価値観へ転換する必要性を訴え、「レジリエンス」がその鍵になる、と語る。
「回復力」「しなやかさ」などと訳されるレジリエンスについて「欧米社会ではタフである事を前提に、困難があっても元の状態に回復する力の事を指してきた」と説明。
「私はこの言葉に『機敏に周囲に適応し、流れの一部になっていく』と言う意味を見い出している」
「対立を続けるのではなく、人類と言う集団としてこの地球が我々の故郷である事を再認識した上で、社会を築き直す必要がある」とリフキンさん。
具体的には、エネルギーや水を全世界的に地域を横断して分け合っていく様なシステムの構築などを訴え、「従来の政府の統治の在り方から変えていかなければいけない」と説く。
「今までの様に地球を人間に適応させていくのではなく、我々が地球に適応していく事、そして人類は地球の一部である、自然の一部であると言う事を、もう一度認識する事が非常に重要だ」と力を込めて語った。
愛媛新聞 記事から
海の中に潜れば、人間は自然の一部である事を実感する。
海の中で一番弱い生き物である事を実感する。
一度潜って見れば価値観が変わる。
それは海の醍醐味であり、偉大さだと思う。
もう一度言う。
一緒に潜らない?。
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