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2018年08月20日

中華・習近平の末路

保養地での現役と長老の重要会議も一番の曲者・江沢民は出席せず、
後は、精気を失った老いぼれとくれば、習近平の独壇場だ、無事に
事は運んだらしい。
プーさんは経済オンチ、だからこの貿易戦争に勝てない、そして
プーさんにすべての責任を取らせるわけだ。


「中国共産党の死」を見届けられぬ?習近平氏 
爆殺・毒殺未遂9回に疲労は危険レベル
 

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中国の習近平国家主席。米中「貿易戦争」に頭が痛い=
今年7月、南アフリカ・ヨハネスブルグ(ロイター)

酷暑に豪雨と、尋常ならざる夏と闘う日本国民は疲れ切っているが、
中国の習近平国家主席も疲労の度を深めている。
小欄では過去何度か、習主席の「眠たげな顔」の原因の一つが
「暗殺への恐怖→不眠→疲労困憊(こんぱい)」故だと報じてきた。
ただ、AFP通信のベン・ドゥーリー記者が投稿したツイッター上の
証言や幾つかの外国メディア報道で、疲労困憊の原因は他にもあると
改めて確認した。
今次小欄はまず、その辺りに触れる。ドゥーリー記者は、
7月に世界銀行のジム・ヨン・キム総裁と北京の釣魚台国賓館で
会談した際の習主席の表情を、こう伝えた。

 《会談中はずっとウトウトしていた》

 《(習主席が)あれほど疲れている場面は見た覚えがない》

加えて、同じ日に同じ場所で行われた、
ユネスコ(国連教育科学文化機関)のオードレ・アズレー事務局長との

会談で習主席は、アズレー氏を
「世界貿易機関(WTO)事務局長」と何度も言い間違えた、という。

《習主席は目に見えて疲労困憊していた=ドゥーリー記者》。

疲労原因について、英紙フィナンシャル・タイムズは8月、以下を
報じた。

《中国の習近平国家主席は、近年の巧みな権力掌握に意図せぬ結果が
伴った現実を思い知らされている。
絶対的権力には絶対的責任が伴う。習氏は在任6年間で、とりわけ
厳しい時期を迎えた。
『数々の問題を習氏の責任に転嫁することが容易になっている』のだ》

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フィナンシャル・タイムズは具体例として
《急激にエスカレートし、経済成長の劇的鈍化につながりかねぬ
米中貿易戦争》を指摘した。
中国国内では、インターネット上の論文が削除され、身柄拘束をも
覚悟してまで《金融恐慌発生の可能性が高い》と警鐘を鳴らす学者も
存在する。
金融恐慌発生の危険を、非習近平派はもとより、反習近平派も
確信したが故に、3月の憲法改正で習主席が
「終身国家主席」へと突き進む事態を黙認したのではないか。
フィナンシャル・タイムズの論ずる『数々の問題を習氏の責任に
転嫁することが容易になっている』とは、かくなる深謀遠慮を
指すのではないか。しかも、
憲法上は可能となった「終身国家主席」とはいえ、4年後の
共産党大会時に習主席は69歳になる。
共産党の内規《68歳引退》を破る反党行為を反習近平派が
認めるとは考え難い。激烈な闘争の発火点となろう。

フィナンシャル・タイムズはまた、
《習氏は国家主席1期目に、地域最大の軍事大国として米国に取って
代わる決意を明確に示したが、
(事実上の最高指導者だった)
●(=登におおざと)小平(1904〜97年)が唱えた、
じっくりと力を蓄え、時機を待つ『韜光養晦』戦略を、簡単に
捨てるべきではなかった》との《ささやき声の批判の合唱》を
紹介した。
逆説的には、自国を経済・軍事上の「強国」と自覚するに至った
中国国民は、国際社会の圧力に屈して南シナ海の
海上人工軍事基地群を放棄すれば、習近平指導部に矛先を向ける、と
いう理屈だ。

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さらに、25万本もの小児用ワクチンが不正製造→接種され、習近平
指導部を揺るがす大事件と化した《ワクチン・スキャンダル》も
疲労原因に挙げた。
ワクチン・スキャンダルをめぐっては、メディアを監視する
中国共産党中央宣伝部がインターネット上にアップされる言論を
徹底的に削除したが既に、薬品メーカーと国家食品薬品監督管理総局の

癒着疑惑が拡散してしまっている。

軍のクーデターへの恐怖も重なって

経済の繁栄をレゾンデートル(存在理由)に掲げてきた
中国共産党の一党支配は、ようやく将来の「死に場所」を
見つけたようだ。

もっとも、習主席は「共産党の死」を見届けられないかもしれない。
米国に拠点を置く中国問題専門の華字ニュースサイト
《博聞新聞網》の報道や、筆者が取材した日中公安筋の情報を
総合すると、次のごとき驚愕の暗殺未遂事件が起きた。

習主席は昨年12月24日、人民大会堂での会議が終わり、
専用車両に乗ろうとした際、爆発物の炸裂に遭遇した。
習主席は「腹痛」を起こし、北京市内に在る中国人民解放軍直属の
《中国人民解放軍総合病院/通称・301病院》に緊急搬送された。
爆発は「中国共産党本部や政府が所在する中南海エリアに
駐車中だった習主席専用車両近くの車」とする情報もある。

一方、301病院搬送も外傷ではなく、極度の緊張・心労が原因で、
正確には「腹痛」ではなく「胃痛」を発症したとされ、深刻な
症状ではないといった見方が有力だ。
大事をとって301病院で精密検査を受け、精神疲労をとるために
特別病棟に1泊し、翌日の朝食後、退院した。

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習主席の一団が病院に駆け込んだ直後、病院は一時的に閉鎖、
他の患者は締め出され、武装警察や特別警察が厳重な警戒網を敷いた。

人民大会堂は一般市民の立ち入りが禁止された上、軍で
使用されている爆発物が仕掛けられていた諸点を考慮すれば、
爆発物は人民解放軍幹部が持ち込み、セットされた可能性が高い。
当日の監視カメラ映像などがチェックされ、人民解放軍の警備要員も
個別に尋問された。

習主席を狙った暗殺未遂事件は過去5年間の報道でカウントすると、
少なくとも8回発生したと推定され、昨年12月が9回目
(報道回数)になる。

奇っ怪だったのは、ヒラリー・クリントン米国務長官(当時)が
訪中した2012年9月。国家主席就任が決まっていた当時の
習国家副主席は「水泳中に運悪く背中を痛めた」とかで301病院に
入院し、絶対に会わなくてはならぬ超重要人物たるクリントン氏との
会談をドタキャンした。
中国共産党の最高意思決定機関=党政治局常務委員会の
「周永康委員(当時/汚職で無期懲役・服役中)らの暗殺未遂説が
有力。
その後も周は“事故”に遭った習副主席が301病院に入院するや、
今度は毒入り注射で毒殺せんともくろんだが、事前に発覚した」
(日中公安筋)。 

この他、軍最高指導部=党&国家中央軍事委員会の委員
(元人民解放軍総参謀長)ら党内序列上位の要人数人が
軍事クーデターを画策したが露見し、失脚や自殺(暗殺説も)に
追い込まれた。 

習主席は政敵や反対派幹部の追い落としを狙い“反腐敗運動”を断行。

汚職容疑などで多くの幹部を粛清している。それ故、
習主席を狙う党・軍の大幹部は多く、習主席の精神状態に
大きな影響を与えまくるだろう。

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 クマのプーさんを恐れる地球上で唯一の国家=中国

 筆者が複数の安全保障関係筋に聴いた話は興味深かった。

晴れの舞台で国家指導者は、抑えようとしても抑えきれぬ笑みが
こぼれる。けれども、
2015年9月に北京で挙行された《抗日戦争勝利70年観兵式》で、

車両のサンルーフより身を乗り出した際も、天安門城楼に立った
際にも、習主席の表情はいかにも眠たげで何とも冴えなかった。
安全保障関係者の間では、84%にのぼる初公開の新兵器の
真贋・性能も重要な分析対象だったが、もう一つ、
「何かに怯えていた」かに見える習主席の顔に注目が集まった。

複数の安全保障関係筋によると、観兵式前、将兵が携行する小火器や
動員する武装車輌/武装航空機に実弾が装填されていないか、
徹底的な「身体検査」を実施したもよう。
展示飛行する航空機の自爆テロを恐れた揚げ句の、地対空ミサイル
配備情報にも接した。いずれも、
習主席暗殺を警戒しての防護措置。眠たげな習主席の表情は、不安で
前日一睡もできなかった結果だとの観測は、
こうした背景から浮かんだ。

ところで、習主席が昨年12月24日、人民大会堂での会議が終わり、

専用車両に乗ろうとしたとき、爆発物が炸裂した暗殺未遂事件は
先述したが、タイミングが悪過ぎた。
欧米の思想・宗教を弾圧する習近平指導部は、学校などでの
クリスマス祝賀行事を厳禁する。当然、クリスマス・イブに起こった
事件はインターネット上を駆けめぐった。こんなふうに−。

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 《習主席がサンタクロースの復讐を受けた》

筆者なりに、なぜ習主席が慈愛に満ちる
《サンタクロースの復讐を受けた》のか、想像を膨らませた。
真っ先に、ニセモノのディズニー・キャラクターを拡散し、内外の
子供たちをだまし続ける中国に怒りを爆発させたのだ…と考えた。
次いでたどり着いたのが「クマのプーさんへの弾圧」だ。
丸っこくて+ふっくらして+愛らしいディズニーの
人気キャラクター=クマのプーさんの外見が習主席にそっくりだと
ソーシャル・メディアで評判になり、中国の検閲当局は近年、クマの
プーさんの名前や画像の投稿をブロックした。

中国国内でクマのプーさんは、民主派などが習主席を指す
隠語としても使用されている。
米国で大ヒット中の実写版映画《プーと大人になった僕》も、
中国政府は国内公開を認めぬ方向だ。
クマのプーさんは国家指導者様をおちょくる「反逆獣」というワケだ。

同じ独裁国家の北朝鮮でさえ、露骨なパクリながら
「クマのプーさんもどき」をパッケージ・キャラクターにした菓子が
発売される。
地球上で、世界の子供たちの心を豊かにするクマのプーさんを恐れ
「弾圧」する国家・地域は中国だけだ。
タグ:中国、韓国
posted by 豊後国主 at 16:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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