2018年06月27日
覚悟は出来てる、日本防衛の為〜〜
2030年、今から12年後3人に一人が高齢者だとか、私も
12年後には82歳、今から備えれば突撃は出来なくても、
定位置機関銃掃射位はできるだろう。
息子や孫の為、日本の防衛の為私は出ていける、私は闘う
それだけの覚悟常日頃からシテル・・・・
「世界最高の知性」が日本の保守派と激論
「日本は靖国参拝より核武装を」E・トッド氏が来日講演
(1/4ページ)
国家基本問題研究所創立10周年シンポジウムで基調講演を
行う仏歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏(磨井慎吾撮影)
「日本は核武装について考えるべきでは」−。
ソ連崩壊や米大統領選のトランプ氏勝利などを「予言」
したことで世界的に著名なフランスの歴史人口学者、
エマニュエル・トッド氏が、5月に東京都内で開かれた
保守系シンクタンク「国家基本問題研究所」
(櫻井よしこ理事長)の創立10周年記念シンポジウムに
登壇し、転換期を迎えた世界の今後や日本が取るべき道に
ついて提言した。
日本は安定、欧州は…
トッド氏は1951年生まれ。パリ政治学院を卒業後、
英ケンブリッジ大で博士号を取得。76年に発表した最初の
著作「最後の転落」が、人口統計学的な手法で近未来の
ソ連崩壊を予測して話題に。以後、
人口動態や家族構造に着目した独自の視点でアラブの春や
英EU離脱などを見通すなど、
「現代世界最高の知性」としてその発言は国際的に
注目を集めている。
今回のシンポジウムでは、
「世界の近未来を予測する〜日本は生き残れるのか?」を
演題に掲げ、基調講演を行った。
「日本の基本的な問題は人口減少です。
経済的、政治的、社会的な面では日本は非常に安定している。
ヨーロッパから来ると、それは一目瞭然です。
日本には常に一定の安定性と活力があります」
「一方で、ヨーロッパはほとんどマヒ状態に陥っている。
ヨーロッパの主要な大国はドイツですが、矛盾に
とらわれている。
巨額の貿易黒字を上げる輸出大国であり続けたいのに
人口減少に直面しているのです。
ドイツの対応は日本とは全く異なり、大量の移民を常に
受け入れ続けている。
その結果、国内のバランス、安定性が崩れています」
(2/4ページ)
中国は「もろい大国」
「中国はどうか。米国と戦略的に対立しており、巨大な人口を
抱え、経済成長率が高い。しかし私は、非常にもろい
大国だと思っています。
出生率が急落し、急速に高齢化が進み、そして出生性比の
問題がある。
生まれる女児100人に対し、通常の国では男児
105〜106人になるのですが、中国では118人。女児の
選別的中絶が行われています。
これは長期的には人口的不均衡を生み出すし、何より中国の
メンタリティーが古いということを意味しています」
「さらに先進国と比べて高等教育進学率が低い。中国は
たしかに経済的・軍事的な大国ですが、新しい現代的な
世界ではない」
核拡散を促す米国
また、話は現在の外交問題にも及んだ。
「米国は奇妙な行動を取っています。イランという核兵器を
諦めた国との合意は離脱して、北朝鮮という核保有国とは
交渉するのです。
北朝鮮が非核化を進めるというのはばかげた夢となった。
米国と問題を抱えている国々も、核を手放す方が危険だという
教訓を得たことでしょう。
米国は今、核拡散を促すような行動をしているのです」
(3/4ページ)
「日本について、2点を指摘したい。
ロシアとの協調はすばらしい(安全保障上の)補完になります。日露戦争、また1945年の対日侵攻のことは知っています。
しかし合理的な外交とは、過去の対立を乗り越えることです。
独仏間でできたことは、日露もできると思っています」
「米国の非合理的で突発的な行動は旧世界に混乱を
まき散らしてます。
日本にとって米国との同盟は、オバマの時代なら容易な
選択でした。しかしあまり合理的でない同盟国に頼るのは、
もはや合理的な選択とはいえません。
核武装が本質的な問題になってきていると思います」
「フランス人にとって核兵器とは戦争の反対で、戦争を
不可能にするものです。
核兵器はただ自国のためだけに使うものです。
ドイツを守るためにフランスが核を使うことがないように、
米国の核の傘なんて私はジョークだと思っています」
「私はフランス人の左派かつ平和主義者で、戦争は嫌いです。
しかし私が日本の核武装について考えてほしいと提言するのは、別に強国になれということではなく、
(国家間の)力の問題から解放されるからです」
(4/4ページ)
本当に中国が脅威なら…
その後に行われたシンポジウムには、国家基本問題研究所の
櫻井理事長と田久保忠衛副理事長が登壇。
ロシアの信頼性や、中国の脅威度の評価について疑問を
向けられたトッド氏は、こう答えた。
「日本にとって、米国よりロシアが大切になると言って
いるわけではありません。ただ、本当に危機が重篤な場合、
価値観の相違など忘れなければならない。
第二次大戦で筋金入りの反共主義者だった
チャーチル英首相は、独ソ戦が始まるとロシアと組んだ。
本当に中国を脅威に思っているのなら、
それをやらなければなりません」
「何年か前、日本の首相の靖国神社参拝をめぐる議論が
起きたとき、私はこう思いました。日本人、
あるいは日本の首相はもうあの神社について語ることも
参拝することもやめて、
現実の軍事力を整備すればいいのに、と」
「私が大嫌いなのは戦争です。なぜ戦争になるのか。
勢力均衡が破綻したときです。そうした場合、再武装を
しないことが戦争の近道になる。
私は核兵器を持つのがいいと思いますが、隣に拡大する
勢力があるのなら、再武装するしかないのです」
(文化部 磨井慎吾)
12年後には82歳、今から備えれば突撃は出来なくても、
定位置機関銃掃射位はできるだろう。
息子や孫の為、日本の防衛の為私は出ていける、私は闘う
それだけの覚悟常日頃からシテル・・・・
「世界最高の知性」が日本の保守派と激論
「日本は靖国参拝より核武装を」E・トッド氏が来日講演
(1/4ページ)
国家基本問題研究所創立10周年シンポジウムで基調講演を
行う仏歴史人口学者、エマニュエル・トッド氏(磨井慎吾撮影)
「日本は核武装について考えるべきでは」−。
ソ連崩壊や米大統領選のトランプ氏勝利などを「予言」
したことで世界的に著名なフランスの歴史人口学者、
エマニュエル・トッド氏が、5月に東京都内で開かれた
保守系シンクタンク「国家基本問題研究所」
(櫻井よしこ理事長)の創立10周年記念シンポジウムに
登壇し、転換期を迎えた世界の今後や日本が取るべき道に
ついて提言した。
日本は安定、欧州は…
トッド氏は1951年生まれ。パリ政治学院を卒業後、
英ケンブリッジ大で博士号を取得。76年に発表した最初の
著作「最後の転落」が、人口統計学的な手法で近未来の
ソ連崩壊を予測して話題に。以後、
人口動態や家族構造に着目した独自の視点でアラブの春や
英EU離脱などを見通すなど、
「現代世界最高の知性」としてその発言は国際的に
注目を集めている。
今回のシンポジウムでは、
「世界の近未来を予測する〜日本は生き残れるのか?」を
演題に掲げ、基調講演を行った。
「日本の基本的な問題は人口減少です。
経済的、政治的、社会的な面では日本は非常に安定している。
ヨーロッパから来ると、それは一目瞭然です。
日本には常に一定の安定性と活力があります」
「一方で、ヨーロッパはほとんどマヒ状態に陥っている。
ヨーロッパの主要な大国はドイツですが、矛盾に
とらわれている。
巨額の貿易黒字を上げる輸出大国であり続けたいのに
人口減少に直面しているのです。
ドイツの対応は日本とは全く異なり、大量の移民を常に
受け入れ続けている。
その結果、国内のバランス、安定性が崩れています」
(2/4ページ)
中国は「もろい大国」
「中国はどうか。米国と戦略的に対立しており、巨大な人口を
抱え、経済成長率が高い。しかし私は、非常にもろい
大国だと思っています。
出生率が急落し、急速に高齢化が進み、そして出生性比の
問題がある。
生まれる女児100人に対し、通常の国では男児
105〜106人になるのですが、中国では118人。女児の
選別的中絶が行われています。
これは長期的には人口的不均衡を生み出すし、何より中国の
メンタリティーが古いということを意味しています」
「さらに先進国と比べて高等教育進学率が低い。中国は
たしかに経済的・軍事的な大国ですが、新しい現代的な
世界ではない」
核拡散を促す米国
また、話は現在の外交問題にも及んだ。
「米国は奇妙な行動を取っています。イランという核兵器を
諦めた国との合意は離脱して、北朝鮮という核保有国とは
交渉するのです。
北朝鮮が非核化を進めるというのはばかげた夢となった。
米国と問題を抱えている国々も、核を手放す方が危険だという
教訓を得たことでしょう。
米国は今、核拡散を促すような行動をしているのです」
(3/4ページ)
「日本について、2点を指摘したい。
ロシアとの協調はすばらしい(安全保障上の)補完になります。日露戦争、また1945年の対日侵攻のことは知っています。
しかし合理的な外交とは、過去の対立を乗り越えることです。
独仏間でできたことは、日露もできると思っています」
「米国の非合理的で突発的な行動は旧世界に混乱を
まき散らしてます。
日本にとって米国との同盟は、オバマの時代なら容易な
選択でした。しかしあまり合理的でない同盟国に頼るのは、
もはや合理的な選択とはいえません。
核武装が本質的な問題になってきていると思います」
「フランス人にとって核兵器とは戦争の反対で、戦争を
不可能にするものです。
核兵器はただ自国のためだけに使うものです。
ドイツを守るためにフランスが核を使うことがないように、
米国の核の傘なんて私はジョークだと思っています」
「私はフランス人の左派かつ平和主義者で、戦争は嫌いです。
しかし私が日本の核武装について考えてほしいと提言するのは、別に強国になれということではなく、
(国家間の)力の問題から解放されるからです」
(4/4ページ)
本当に中国が脅威なら…
その後に行われたシンポジウムには、国家基本問題研究所の
櫻井理事長と田久保忠衛副理事長が登壇。
ロシアの信頼性や、中国の脅威度の評価について疑問を
向けられたトッド氏は、こう答えた。
「日本にとって、米国よりロシアが大切になると言って
いるわけではありません。ただ、本当に危機が重篤な場合、
価値観の相違など忘れなければならない。
第二次大戦で筋金入りの反共主義者だった
チャーチル英首相は、独ソ戦が始まるとロシアと組んだ。
本当に中国を脅威に思っているのなら、
それをやらなければなりません」
「何年か前、日本の首相の靖国神社参拝をめぐる議論が
起きたとき、私はこう思いました。日本人、
あるいは日本の首相はもうあの神社について語ることも
参拝することもやめて、
現実の軍事力を整備すればいいのに、と」
「私が大嫌いなのは戦争です。なぜ戦争になるのか。
勢力均衡が破綻したときです。そうした場合、再武装を
しないことが戦争の近道になる。
私は核兵器を持つのがいいと思いますが、隣に拡大する
勢力があるのなら、再武装するしかないのです」
(文化部 磨井慎吾)
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