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2018年04月27日

一見大騒動に見えるが、韓国ドルイド事件

韓国の警察と検察は一体どういう関係何だ、其れほど利権が
絡むのか、利権の利は金の事だろう。
このドルイド・キング事件他の韓国メディアでは一行の報道も
無い、有るのは朝鮮日報だけ、日本でもあまり報道が無いし
この事件かなり大揺れに揺れるのでは〜〜


ドルイドキング:金慶洙議員の家宅捜査、
検察・警察が足の引っ張り合い


韓国警察が与党・共に民主党の
金慶洙(キム・ギョンス)議員に対して請求した
家宅捜索令状を検察が却下していたことが26日、明らかに
なった。
金慶洙議員は同党党員キム・ドンウォン容疑者(49)=
ハンドルネーム:ドルイドキング=による
記事コメント操作事件の実態解明でカギを握る重要人物だ。
家宅捜索令状は証拠隠滅を防ぐため機密を保持して電撃的に
行うことが重要だ。ところが、
警察は口座追跡や通信履歴に関する家宅捜索令状棄却を自ら
公表することにより、金慶洙議員側に証拠を隠滅させたり、
口裏合わせをしたりする機会を与えることになった。
検察は「犯罪容疑疎明など、警察の令状がどれだけ
基本的水準からかけ離れていれば、検事が却下するというか」

と激怒しており、
「公務上の機密漏えい容疑で処罰対象になる可能性もある」と

いう言葉も飛び出した。
警察は「ドルイドキング一味が大統領選挙前後も
記事コメント操作をしたと疑わせる資料から、人事請託を
疑わせる資料、金慶洙議員がこれに関与したと思われる
資料まで詳細に指摘した」と反発している。

検察と警察は基本的な捜査協力もできていない状態だ。
警察は24日、検察に対して、昨年の大統領選挙の過程で
中央選挙管理委員会の依頼を受け、ドルイドキング一味を
捜査していた検察の記録が欲しいと要請した。
警察は26日現在、検察からの回答を受け取れずにいる。
検察関係者は「警察にすべての資料を渡すことはできない。
どの程度まで提供するかを検討しているところだ」と語った。

キム・ドンウォン容疑者逮捕から1カ月過ぎたが、
金慶洙議員に対する捜査は足踏み状態で、携帯電話などの
証拠も確保できていない。
法曹界のある人物は「特別検事捜査が避けられない状況を
検察・警察が自ら招いている」と語った。

朴国熙(パク・ククヒ)記者 , キム・ウンジョン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

【社説】ドルイドキング事件、「権力の犬」検察・警察が
泥沼の闘い

韓国与党・共に民主党党員キム・ドンウォン容疑者(49)=
ハンドルネーム:ドルイドキング=による
記事コメント操作事件で、警察は26日、
「金慶洙(キム・ギョンス)議員の口座と通話履歴の
押収令状を申請したが、検察に却下された」と発表した。
「捜査に消極的だ」と批判されたために「検察のせいだ」と
言い訳をしているようにも見える。
警察は前日にも「キム・ドンウォン容疑者側から
現金500万ウォン(約50万円)を受け取った金慶洙議員の
補佐官に対し、検察は口座追跡や通話履歴押収のみを
許可し、自宅・事務所の家宅捜索令状は棄却した」と
発表した。

検察は「警察の捜査が不十分だ」としている。
家宅捜索をするには、容疑に対してある程度の
疎明(裁判官が一応確からしいという推測を得られるだけの
証拠提出)が必要だ。
警察は今月5日に金慶洙議員とキム・ドンウォン容疑者との
間に関係があったことを確認し、それから20日間以上、
捜査をしてきた。それにもかかわらず、検察が言う通りだと
したら、警察の捜査はいい加減だったということになる。
捜査能力が不足しているのか、それとも意図的に手を
抜いたのか、解明しなければならない。

警察は、根拠をさらに出して令状を再請求すべきだったが、
そうはせずに検察が「令状却下」したことをわざわざ
報道機関に公表した。
家宅捜索は秘密保持が命だという事実を知らないはずが
ないのにもかかわらず公表したのだ。
警察がなぜこのようなことをしているのかは、想像に
難くない。
現政権を捜査するつもりはないのに、
「これで警察が捜査権の主体になれるのか」と
批判されるのも怖い。だから「検察のせい」にしたのだ。

検察も同じだ。検察は昨年の大統領選挙直前、
中央選挙管理委員会がキム・ドンウォン容疑者を選挙法違反で

捜査依頼した時、免罪符を与えた。
キム・ドンウォン容疑者の自宅や事務室を家宅捜索することは

考えず、
「裁判所が電子メールなどに対する令状を棄却したので
仕方がなかった」と言い逃れた。もし、
検察がその時、きちんと捜査していたら、
「ドルイドキング率いる記事コメント操作団」の実態は既に
解明されていただろう。だが、今になって
「今回の事件の捜査主体は警察だ」と責任転嫁している。
検察は金慶洙議員や補佐官に対する令状は
棄却しておきながら、「金慶洙議員が関与していた事実」を
初めて報道した総合編成チャンネル「TV朝鮮」本社の
家宅捜索令状は発行した。
検察は法を守る機関なのだろうか、それとも
政権を守る機関なのだろうか。

検察・警察は捜査権という大きな利権をめぐって争っている。

ドルイドキング事件で警察が窮地に追い込まれると、
検察では喜ぶ声が多かったという。
不安を感じた警察は
「我々ばかりがやられるわけにはいかない」と
捜査機密を流し、検察をひどい目に遭わせようとしている。
2匹の「権力の犬」は捜査もせずに利権を得ようと泥沼の
闘いに余念がない。
その間にキム・ドンウォン容疑者一味の証拠は次々と消え、
真相解明は遠ざかるばかりだ。

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

タグ:韓国
posted by 豊後国主 at 18:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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