2018年03月18日
どんな外交を〜〜〜、中華の新体制
でもこの人、外交にはほとんど実積はないはずだ、それに
共産主義国の中華で外交の窓口がそれほどあれば、それを
統一・統括するだけで5年間懸りそうだが、習近平とこの二人死ぬまで国家主席と副主席をやるつもりか〜〜〜、しかも
副主席が年上ときた、経済・外交も失敗、AIIBも
一帯一路もどうなってるんだ、これでよく中華復興の夢も、
頓挫・堕折だろう。
歴史認識で日本に“強敵”
中国国家副主席に選出された王岐山氏
(1/3ページ)【中国全人代】
国家副主席に選出され宣誓する王岐山氏=17日、
北京の人民大会堂(共同)
複数の中国の外交筋によれば、17日の全国人民代表大会で
国家副主席に選出された王岐山氏が主に担当する仕事は
「外交」だ。これまで金融改革や汚職撲滅などで
辣腕(らつわん)をふるってきた実力者の王氏は、
中国外交の新司令塔として習氏が目指す
「社会主義強国外交」を推進する。
中国が外洋拡張と地域覇権拡大を図るなか、周辺国と
対立場面も増えると想定される。日本にとって“強敵”が
登場した形だ。
中国の国家副主席というポストの権限は大変曖昧である。
建国以降計10人の国家副主席がいたが、役割はほとんど
違っていた。名誉職として非共産党員が就任したときも
あれば、引退したくない党長老を処遇したときもある。
最高指導者内定者の胡錦濤氏も習近平氏も5年間、
このポストに見習いとして就いた。
王氏の前任の国家副主席は、習氏と距離を置くライバル派閥の李源潮氏だった。
習氏から冷遇され、ほとんど仕事を与えられなかった。
王氏は、国家副主席として初めて外交を統括する役割が
与えられた。
党関係者によれば、習氏は王氏に対し
「外交を立て直してくれ」と自ら頼んだという。
習氏はいまの中国の外交現状に対し大きな不満があるという。
(2/3ページ)【中国全人代】
中国には外務省、党の中央対外連絡部のほか、全人代、
軍にも外交の窓口があり、横の連携が弱く、情報も
共有されず、対北朝鮮問題でしばしば対立することもある。
王氏は今後、複数の部門を束ねて統括する。王氏の強みは
習氏に直接、電話で意見を言えることと、自らの影響力を
使い外交のために党と政府の他部署を動かせることである。
これまで外交を統括するのが首相の仕事だったが、
李克強首相と習氏の関係が悪化していることもあって、
習氏は李氏の権限を縮小させ、今は外交に口を
出させないようにしている。
李氏は近年、外国の要人と会うこともあるが、経済問題での
やりとりが中心で、政治や安全保障などの分野にほとんど
言及しない。
王氏の登場で、ここ数年中国で続いた外交の要の不在が
ようやく終了する。
王氏の当面のテーマは対米外交だ。
トランプ大統領が為替、貿易問題で厳しい対中政策を
みせるなか、これ以上の措置をとらないよう米国を
説得することが最大の課題だ。
王氏は昨年秋の党大会前から、トランプ政権の対中政策を
研究し始めたといい、辞任したばかりの
バノン元首席戦略官兼大統領上級顧問と北京で会談したのも、トランプ氏の本当の考え方を探るためだったという。
王氏は副首相時代、対米交渉を担当したことがあり、
米通商代表を務めた共和党のゼーリック氏ら
多くの友人もいる。夏に訪米するとの情報もある。
(3/3ページ)【中国全人代】
王氏はこれまで、日本に対し発言したことは少ないが、
王氏をよく知る党関係者によれば、習氏と同じく、
歴史認識問題などの不満から、対日姿勢は厳しいという。
国際情勢の変化で、一時的に日本に対する融和路線を
とることがあっても、中華民族の偉大なる復興といった
民族主義をあおるスローガンを唱える習政権は、日本を
批判することで政権の求心力を図る姿勢を今後も継続すると
みられる。
それをサポートする王氏は今後、世界中を飛び回り、
日米分断、日本包囲網の構築などに躍起になりそうだ。
(矢板明夫)
共産主義国の中華で外交の窓口がそれほどあれば、それを
統一・統括するだけで5年間懸りそうだが、習近平とこの二人死ぬまで国家主席と副主席をやるつもりか〜〜〜、しかも
副主席が年上ときた、経済・外交も失敗、AIIBも
一帯一路もどうなってるんだ、これでよく中華復興の夢も、
頓挫・堕折だろう。
歴史認識で日本に“強敵”
中国国家副主席に選出された王岐山氏
(1/3ページ)【中国全人代】
国家副主席に選出され宣誓する王岐山氏=17日、
北京の人民大会堂(共同)
複数の中国の外交筋によれば、17日の全国人民代表大会で
国家副主席に選出された王岐山氏が主に担当する仕事は
「外交」だ。これまで金融改革や汚職撲滅などで
辣腕(らつわん)をふるってきた実力者の王氏は、
中国外交の新司令塔として習氏が目指す
「社会主義強国外交」を推進する。
中国が外洋拡張と地域覇権拡大を図るなか、周辺国と
対立場面も増えると想定される。日本にとって“強敵”が
登場した形だ。
中国の国家副主席というポストの権限は大変曖昧である。
建国以降計10人の国家副主席がいたが、役割はほとんど
違っていた。名誉職として非共産党員が就任したときも
あれば、引退したくない党長老を処遇したときもある。
最高指導者内定者の胡錦濤氏も習近平氏も5年間、
このポストに見習いとして就いた。
王氏の前任の国家副主席は、習氏と距離を置くライバル派閥の李源潮氏だった。
習氏から冷遇され、ほとんど仕事を与えられなかった。
王氏は、国家副主席として初めて外交を統括する役割が
与えられた。
党関係者によれば、習氏は王氏に対し
「外交を立て直してくれ」と自ら頼んだという。
習氏はいまの中国の外交現状に対し大きな不満があるという。
(2/3ページ)【中国全人代】
中国には外務省、党の中央対外連絡部のほか、全人代、
軍にも外交の窓口があり、横の連携が弱く、情報も
共有されず、対北朝鮮問題でしばしば対立することもある。
王氏は今後、複数の部門を束ねて統括する。王氏の強みは
習氏に直接、電話で意見を言えることと、自らの影響力を
使い外交のために党と政府の他部署を動かせることである。
これまで外交を統括するのが首相の仕事だったが、
李克強首相と習氏の関係が悪化していることもあって、
習氏は李氏の権限を縮小させ、今は外交に口を
出させないようにしている。
李氏は近年、外国の要人と会うこともあるが、経済問題での
やりとりが中心で、政治や安全保障などの分野にほとんど
言及しない。
王氏の登場で、ここ数年中国で続いた外交の要の不在が
ようやく終了する。
王氏の当面のテーマは対米外交だ。
トランプ大統領が為替、貿易問題で厳しい対中政策を
みせるなか、これ以上の措置をとらないよう米国を
説得することが最大の課題だ。
王氏は昨年秋の党大会前から、トランプ政権の対中政策を
研究し始めたといい、辞任したばかりの
バノン元首席戦略官兼大統領上級顧問と北京で会談したのも、トランプ氏の本当の考え方を探るためだったという。
王氏は副首相時代、対米交渉を担当したことがあり、
米通商代表を務めた共和党のゼーリック氏ら
多くの友人もいる。夏に訪米するとの情報もある。
(3/3ページ)【中国全人代】
王氏はこれまで、日本に対し発言したことは少ないが、
王氏をよく知る党関係者によれば、習氏と同じく、
歴史認識問題などの不満から、対日姿勢は厳しいという。
国際情勢の変化で、一時的に日本に対する融和路線を
とることがあっても、中華民族の偉大なる復興といった
民族主義をあおるスローガンを唱える習政権は、日本を
批判することで政権の求心力を図る姿勢を今後も継続すると
みられる。
それをサポートする王氏は今後、世界中を飛び回り、
日米分断、日本包囲網の構築などに躍起になりそうだ。
(矢板明夫)
タグ:韓国,中華
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