シニア農夫の、B級，ブログ

なにはともあれ、真実に疑いを持つということはいいことだ。
そりゃ、安重根の無いはずの指があれば、其れはもう立派な
理由の一つだ。其れに確かに身の保全に汲々としてた
純宗皇帝も立派な理由の一つになる。
ついでに慰安婦像も考証してみな、装甲車に轢かれ死んだ
女子高生だと・・・・・・・・

議政府市長選の公約に「安重根銅像撤去」

▲京畿道議政府市の議政府駅前にある
安重根（アン・ジュングン）像と、大邱市の達成公園前に
ある純宗（スンジョン）像。寄贈手続き疑惑や
歴史歪曲（わいきょく）論争が降ってわき、撤去を求める
声が相次いでいる。

京畿道議政府市の市長に立候補したク・ジニョン氏（31）は
11日、議政府駅前の安重根（アン・ジュングン）義士像
撤去を選挙公約に掲げた。
同市が中国の民間団体から寄贈を受け、昨年8月に設置した
この像は、安重根義士が伊藤博文を狙撃しようと
駆け寄りながら銃を取り出す様子を再現したものだが、
現存する安義士の写真と容姿が違う上、切断した左手薬指が
そのままあるため、考証が不十分だと指摘されている。

ク・ジニョン氏は「偉人である安重根義士の像に反対する
理由は全くない」としながらも「（現在の）像は考証も
いい加減で、（中国の）習近平国家主席が製作を指示したと
言われていたのに、その言葉が変わるなど、寄贈過程も
不透明な違法造形物なので撤去は当然だ」と語った。
議政府市庁は「中国人彫刻家が想像力を交えて製作した像と、韓国人におなじみの安重根義士の姿とは違いがあるかも
しれない。
韓中交流活性化のため、中国の民間学術団体と共に議政府と
中国・ハルビンに同じ像の設置を推進している」と述べた。

この像の問題は訴訟ざたに発展した。
ク・ジニョン氏が所属する市民団体「柳フォーラム」は
「中国の民間団体が議政府市に行事開催など像を寄贈した
見返りを要求しているが、対価性が疑わしい」と
安秉竜（アン・ビョンヨン）議政府市長を
「不正請託禁止および公職者の利害衝突防止法
（キム・ヨンラン法）」違反などの疑いで告訴、同市長も
個人として市民団体を名誉毀損（きそん）と公職選挙法違反
（候補者誹謗〈ひぼう〉）で訴えた。

同様のことは大邱広域市でも起きている。昨年5月に同市内の
達成公園に設置された高さ5.4メートルの
朝鮮第27代王・純宗（スンジョン）像だ。1909年に純宗が
行幸した達成公園一帯を「純宗行幸道」として整備して像を
建てた。

銅像撤去を主張する地元の市民団体や学者たちは
「保身のためきゅうきゅうとしていた純宗は、義兵抗争を
鎮めるため伊藤博文と共に全国を巡る途中で大邱を訪れた。
日本に従順な王の像がなぜ必要なのか納得できない」と
主張している。
民族問題研究所のイ・ジョンチャン大邱支部事務総長は
「軍服に似た制服を着ていた純宗を、華やかな祭礼服を着た
皇帝に美化するという考証ミスはともかく、純宗はそもそも
像を建ててたたえるべき偉人では決してない」と話す。

大邱市中区庁は「純宗の行跡をたどって屈辱の歴史を
振り返るダーク・ツアー（悲劇的な歴史の現場を訪ねること）に意味がある。
誤解を防ぐため、像の横に当時の状況を説明した案内板を
設置し、近くの壁画にはプロイセン式の制服を着た純宗の姿も入れた」としている。

各地の自治体では「像・記念碑・造形物の設置および管理に
関する条例」に基づいて像の設置を扱っているが、
審議対象が具体的に表記されておらず、慰安婦を象徴する
平和の少女像や朴正煕（パク・チョンヒ）元大統領の像の
ようにしばしば賛否が分かれるケースがある。
ソウル市は昨年、ソウル駅前のシューズ・ツリー
（古い靴3万足で作られたオブジェ）を設置から9日目で
撤去した後、同市所有地に置く像・造形物を審議する
「ソウル市公共美術委員会」を発足させた。
同委員会は審美性・場所との関連性・歴史的事実関係を
考慮して設置可否を決定する。
ソウル市では「昨年、朴正煕大統領記念図書館に設置が
取りざたされた同元大統領の像に関する件は、このほど
申請があったため、今月の会議で許可が可能かどうか
あらためて話し合う」と話している。

イ・ジョング記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版