2017年08月18日
【心配するな】、問題無い、文大統領
韓国では大統領の記者会見で、歌謡曲が流れるのか、時節柄とはいえ
気楽過ぎやしないか〜〜
ムンタン経済には疎いとか聞いたが、返せれば借金すればいい〜〜さ。
何だか思考回路が支離滅裂、いつもの事だが〜〜〜
【社説】国民の疑問より歌謡曲ばかりが話題の文大統領記者会見
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任から100日目となる17日に行った
記者会見で、1時間にわたり15項目の質問に答えた。しかし
その中に国民が本当に聞きたい内容はなかった。
今国民が最も気になることの一つは、巨額の税金が投入される
福祉関連の公約を実行に移すための財源だが、これに対する
文大統領の回答は要するに「心配するな」という一言だけだった。
韓国政府はここわずか1週間に健康保険、基礎年金、児童手当の
拡大など新たな福祉政策を次々と発表したが、これらを実行するには
今後5年間で総額80兆ウォン(約7兆7000億円)は必要と見込まれている。現在、世界にこのような政策に取り組む国などおそらくないだろう。
最低賃金の引き上げ、公務員の増員、脱原発など、すでに発表した
政策だけでも数兆ウォン(数千億円)は必要で、またこれとは別に
大統領選挙の際に発表した公約の実行にも178兆ウォン
(約17兆1000億円)が必要とされている。
政府はこの天文学的な費用を一体どこからどのように
調達するのだろうか。会見ではこの問題に関する具体的な質問が出て、
それに対する大統領の考えが聞けると期待していた。しかし
実際は何も聞けなかった。
文大統領は「既存の財源で十分に賄える」と述べた。しかし国の財政は
今でさえ毎年20兆ウォン(約1兆9000億円)の赤字が出ており、それを
借金で賄っているのが実情だ。今年上半期には12兆ウォン
(約1兆2000億円)の税金が追加で徴収できたが、このような幸運が
今後も続くとは考えられない。
北朝鮮リスクなどによって今年の経済成長率は1%台にまで落ち込むと
の見通しもすでに発表されている。そうなれば税収が一気に
落ち込む可能性も否定できない。
文大統領は他の財政支出を削減し、追加の財源を確保できると述べた。
しかし政府予算の多くは人件費やこれまでの事業の継続に必要なもの
ばかりで、年間数十兆ウォン(数兆円)規模の支出見直しなど
到底不可能だ。しかも文大統領は「新たな増税はない」とも断言した。
だとすれば今後政府は借金を増やすしかなく、これはつまり次の世代に
巨額の負担を負わせることに他ならない。
政府は「今後5年は問題ない」と繰り返しているが、では5年が過ぎた
後にどうやって財源を賄うのか、これについての説明もなかった。
福祉関連の予算は一度増やせば絶対に削減できない。
今後少子高齢化が進めば、基礎年金や健康保険関連の加速度的な
支出増加は避けられないだろう。このような状況で5年をなんとか
持ちこたえたとしても、その後の中長期的な見通しは全くない。
専門家の中には南欧型の財政破綻を懸念する声も出始めているが、
これに対する説明も一切なかった。
文大統領が一言「問題ない」と口にすると、この問題に関する質問は
もはや出なくなった。
会見でこれらの重要な問題に関するやりとりはほぼ内容がなく、
それ以外で話題になったのは会場に流れていた歌謡曲の
ことばかりだったそうだ。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
気楽過ぎやしないか〜〜
ムンタン経済には疎いとか聞いたが、返せれば借金すればいい〜〜さ。
何だか思考回路が支離滅裂、いつもの事だが〜〜〜
【社説】国民の疑問より歌謡曲ばかりが話題の文大統領記者会見
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任から100日目となる17日に行った
記者会見で、1時間にわたり15項目の質問に答えた。しかし
その中に国民が本当に聞きたい内容はなかった。
今国民が最も気になることの一つは、巨額の税金が投入される
福祉関連の公約を実行に移すための財源だが、これに対する
文大統領の回答は要するに「心配するな」という一言だけだった。
韓国政府はここわずか1週間に健康保険、基礎年金、児童手当の
拡大など新たな福祉政策を次々と発表したが、これらを実行するには
今後5年間で総額80兆ウォン(約7兆7000億円)は必要と見込まれている。現在、世界にこのような政策に取り組む国などおそらくないだろう。
最低賃金の引き上げ、公務員の増員、脱原発など、すでに発表した
政策だけでも数兆ウォン(数千億円)は必要で、またこれとは別に
大統領選挙の際に発表した公約の実行にも178兆ウォン
(約17兆1000億円)が必要とされている。
政府はこの天文学的な費用を一体どこからどのように
調達するのだろうか。会見ではこの問題に関する具体的な質問が出て、
それに対する大統領の考えが聞けると期待していた。しかし
実際は何も聞けなかった。
文大統領は「既存の財源で十分に賄える」と述べた。しかし国の財政は
今でさえ毎年20兆ウォン(約1兆9000億円)の赤字が出ており、それを
借金で賄っているのが実情だ。今年上半期には12兆ウォン
(約1兆2000億円)の税金が追加で徴収できたが、このような幸運が
今後も続くとは考えられない。
北朝鮮リスクなどによって今年の経済成長率は1%台にまで落ち込むと
の見通しもすでに発表されている。そうなれば税収が一気に
落ち込む可能性も否定できない。
文大統領は他の財政支出を削減し、追加の財源を確保できると述べた。
しかし政府予算の多くは人件費やこれまでの事業の継続に必要なもの
ばかりで、年間数十兆ウォン(数兆円)規模の支出見直しなど
到底不可能だ。しかも文大統領は「新たな増税はない」とも断言した。
だとすれば今後政府は借金を増やすしかなく、これはつまり次の世代に
巨額の負担を負わせることに他ならない。
政府は「今後5年は問題ない」と繰り返しているが、では5年が過ぎた
後にどうやって財源を賄うのか、これについての説明もなかった。
福祉関連の予算は一度増やせば絶対に削減できない。
今後少子高齢化が進めば、基礎年金や健康保険関連の加速度的な
支出増加は避けられないだろう。このような状況で5年をなんとか
持ちこたえたとしても、その後の中長期的な見通しは全くない。
専門家の中には南欧型の財政破綻を懸念する声も出始めているが、
これに対する説明も一切なかった。
文大統領が一言「問題ない」と口にすると、この問題に関する質問は
もはや出なくなった。
会見でこれらの重要な問題に関するやりとりはほぼ内容がなく、
それ以外で話題になったのは会場に流れていた歌謡曲の
ことばかりだったそうだ。
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
タグ:韓国
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6605466
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。
この記事へのトラックバック