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2015年11月29日

テロ、イスラム国、日本メディア

相対事例が、ただの奇麗事では〜〜ね、あのテロ集団、「IS」と
話し合えと・・、奇麗ごとにも度がすぎた、おとぎ話の世界だわ。
この日本が話し合って国益がどんどん削られていった、お隣との事案は
脳裡の片隅にものこってはいないんだな。
テロも空爆も許せない、だから話し合えとISに潜入してはなしあえって
見てはどうか〜〜?、一大スクープは保証だ。


「報道ステーション」の偏りぶりに『新潮』が噛みついて 
「イスラム国を利するもの」…

(1/2ページ)
フランス戦闘機.jpg
地中海上の仏原子力空母シャルル・ドゴールから発艦する戦闘機(ロイター) 





パリのテロ事件とISに関してテレビ朝日系
「報道ステーション」の報道ぶりは目に余る。

『週刊新潮』(12月3日号)が早速、噛みついて、
「『イスラム国と話し合え』という綺麗事文化人」。
読んで胸のつかえが降りた。

朝日新聞の投書欄「声」、TBS系「サンデーモーニング」の
コメンテーター田中優子法大総長などの意見を批判した後、
〈真打ち〉として取り上げたのが「報ステ」の古舘伊知郎キャスター。
16日の放送ではこう言い放ったという。

〈この残忍なテロはとんでもないことは当然ですけども、一方でですね、
有志連合の、アメリカの誤爆によって無辜の民が殺される(中略)
ドローンによって無人機から爆弾が投下されて、皆殺しの目に遭う。
これも反対側から見るとテロですよね〉

 続いて19日。

〈この日の『報ステ』は、ISの美点ばかりが描かれた、イスラム国の
宣伝映像を「解析のため」に5分間放映。続いて、
アメリカの誤爆で家族を失い、自らも怪我を負ったパキスタン少女の
インタビューを流す〉

要するに「報ステ」、古舘キャスターは
「空爆もテロ」
「ISには軍事力より対話を」と言いたいらしい。が、〈論外の主張〉と
中西輝政京大名誉教授が一刀両断。

〈「テロとは一般の庶民の生命と財産を意図的に奪い、人々に恐怖を与え、
自らの主張を通そうというもの(中略)誤爆は決して故意ではない(中略)
人道的な意味でのモラルのレベルがテロとはまったく違うのです」〉

〈「テロと同一視する議論は、テロの悪質さを覆い隠してしまうという
意味で、結果的にイスラム国を利するもの(中略)そのレベルでの
発言しかできないのは、国際社会における日本への信頼を
傷つけることに繋がります」〉


(2/2ページ)

今週はこの『新潮』の記事と、『ニューズウィーク日本版』(12・1)の
大特集「テロの時代 世界の転機」14ページ、巻頭のコーナー
「ペリスコープ」の4ページを読めば十分。(『WiLL』編集長)
タグ:日本
posted by 豊後国主 at 07:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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