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2015年09月29日

危機なのだな・・、韓国産業界

百数十年前の朝鮮半島に来た欧米人たちが見聞した、その記録には朝鮮人は
労働を嫌い、手仕事を嫌い、虚ろな目をして一日をすごす朝鮮人の姿が
描かれている。
そんな朝鮮人が、パクリなんて手段を講じるのは想像できぬことではない。
ただ、70年もの間向上心も無く、概念も無く、漠然と費やした70年・・・
今頃気がついて遅いわ・・・


「中国に追い越される寸前」ソウル大教授らが韓国産業界に警鐘
「先進国が100年かけて得た技術、中国は10年で10倍の経験を積み猛追」
「韓国は先進国の技術を模倣するのは得意でも、新たな概念を設計する
 スキルは不足」


仁川・松島と仁川国際空港がある永宗島をつなぐ全長21.38キロの仁川大橋は、韓

国で最長の橋であると同時に世界で6番目に長い橋として2009年に完成した。
建設当局と施工会社は当時「韓国建設業の底力を世界に知らしめた快挙」と
自画自賛した。
だが専門家らは「韓国製なのは見掛けだけ」と打ち明ける。
独自技術が足りず、初期段階のプロジェクト企画や設計などを全て
日本(設計)、カナダ(エンジニアリング)、英国(投資および技術)などの
外国企業に委ねたためだ。

仁川大橋だけでなく、首都圏の「ランドマーク」として建設されている
ソウルの第2ロッテワールド、仁川空港高速道路とつながる永宗大橋を建設する
際も、外国企業から設計図書を購入した。

先進国と新興国の狭間で限界にぶち当たった韓国産業技術の現状を
ソウル大工学部の教授が分析し、『蓄積の時間』と題する書籍を出版した。
半導体、情報通信、海洋プラント、航空宇宙、ビッグデータなど各分野の
教授26人がそれぞれの専門分野で
「のど元にナイフを突きつけられている状態」
「死にそうになっているのも知らずに
 沸騰しつつあるお湯の中にいるカエル」といった表現を使い、
韓国産業界の危機を警告した。

教授らが繰り返し指摘した問題は、依然として産業界にまん延する
「技術軽視」の風潮だった。
玄沢煥(ヒョン・テクファン)教授(化学生物工学)は
「韓国企業は先進国で確立されたもの(技術)を持ち込んで使うやり方に
 慣れており、技術の種をまいて苗を育て、大木に成長させる経験を
 蓄積できなかった」と説明。
「あらゆるプロセスを省略しておきながら、まるで雪岳山で大きく育った
 松の木をただ手に入れればいいかのように考えている」と批判した。

また、コ・ヒョンム教授(建設環境工学)は「中国は橋梁の設計業務を
担当するエンジニアが20−30年同じ仕事をして経験を積むが、
韓国は5−10年ほど経歴を積むとすぐに営業に回り、それ以上経験を
蓄積することがない」と、現場の問題に言及した。

韓国が外国企業に依存している間に、中国は韓国を激しく追い上げ、今や
追い越しそうな勢いだ。教授らは
「ソウル大では高くてなかなか買えない設備が中国の大学の実験室には
 たくさんある」
「清華大のキャンパスで授業の終了ベルが鳴ると同時に多くの学生が広い
 道路を埋め尽くし、別の講義棟に移動する様子を見て畏怖の念を抱き、
 鳥肌が立った」
「中国のハルビン大ではパワーエレクトロニクスを専門とする教授が
 ソウル大の同じ分野の大学院生よりも多い」など、自身の経験を紹介した。

韓国に建設された発電所の総発電容量は80 GW(ギガワット)水準だが、
中国は毎年新たに建設する発電所の発電容量だけで60−70GWに達する。
全世界で発表される有機ELに関する論文の著者は大半が中国系で、中国から
発表される論文の件数も韓国の10倍以上だ。

李正東(イ・ジョンドン)教授(産業工学)は
「産業先進国が100年かけて積み上げた技術を、中国は10年で10倍多くの
研究を進めるやり方で猛追している。
すでに海洋プラント、自動車、家電、携帯電話などほぼ全ての産業分野で
中国が世界初のモデルを提示する段階に達している」と説明した。

また、イ・ジョンホ教授(電気情報工学)は
「韓国の半導体産業は、早ければ7−8年後に中国(の技術向上)により
危機に直面する」と予測し、イ・チャンヒ教授(同)は
「すでにテレビ分野では中国が脅威になっており、パネル分野も5年以内に
追いつかれるかもしれない」と警告した。
中国が独自に作成した設計図を基に韓国が製品を作り、再び中国に
納品するような状況が、遠からず現実のものになる可能性があるということだ。

ソウル大工学部のイ・ゴンウ学長は
「韓国は先進国が確立した中核技術をすばやく模倣・改良して生産するのは
 得意だが、概念を新たにつくり最初の設計図を描くスキルは非常に
 不足している」と指摘。
「長年の経験を持つ先進国、巨大な内需市場を舞台に短期間で経験を積み
 他国を追い上げる中国と張り合うには、企業・政府・大学が
 ベンチマーキングを脱却し、創造的な経験と知識を積むためのシステムと
 風潮をつくっていく必要がある」と指摘した。

朴淳燦(パク・スンチャン)記者 朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
タグ:韓国
posted by 豊後国主 at 09:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 記事
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