2014年05月21日
民族改造??、韓国
ソウルからヨボセヨ 野球では日本を尊敬?
2014.5.20 03:07 [外信コラム]
「ジャパン」が快進撃を続けている。
韓国の硬式草野球リーグに参加している企業駐在員らを中心としたチームのことだ。
昨年はベスト4だったが、今回は大学までプロを目指していた超アマ級を擁する
韓国のチームを破るなどして躍進し、準優勝に輝いた。
最近、韓国の有名野球専門誌も写真付きで大きく取り上げ、監督インタビューでは
日本式野球の強みを手厚く伝えていた。
日本野球は、これほど韓国に浸透しているのだ。
韓国のプロ球界には日本のプロ野球出身者が多数いるが、活躍しているのは
現役選手だけではない。元日本ハム投手で起亜タイガースのトレーニングコーチ、
花増幸二さんは、かつての所属チームで日本式を導入してけが人を減らし、躍進を
支えた。元中日の落合英二さんは三星ライオンズの投手コーチ時代、
「抑え」投手の心構えを徹底した。
「ジャパン」チームの内野手で食品会社の駐在員、吉田幸永さんによると、試合で
反日暴言を吐かれることはなく、ゲームセットの後は勝敗と関係なく互いに
たたえ合うという。
指導者やメディアが「反日」を発信し、スポーツの国際大会でも観衆の非常識な
行動に辟易(へきえき)することが多い韓国で、
尊敬される「日本」があると知って安心した。(加藤達也)
政府を批判するよりも、元大統領ならば助言したらどうだ、
【コラム】朴大統領の談話から抜け落ちた「民族改造」
新たな組織を率いる人事問題と国民が自発的かつ事前に持つべき安全への意識は未完成現政権は人間を大切にする時代の雰囲気に合わせ、国民の改造を国家の課題とすべき
「開発独裁の報い」という厳粛な思いを持ち説得・和合・公平・コミュニケーションの深化を目指せ
旅客船「セウォル号」沈没事故が発生してから30日余り、これまで韓国社会では
事故と関連してありとあらゆる無数の見解や対策が語られ続けた。
無能で無気力な政府に対する非難や恨み、犠牲者に対する哀悼や責任者の処罰に
劣らず、われわれが今後何をどのようになすべきかについての意見もちまたに
あふれかえっている。
われわれの課題は、今やこれら数々の意見や対策をどのように整理し、いかに
合理化して体系化するかという問題に変わってきた。
政府のトップである大統領がこれらをいかに取捨選択し、どこに優先順位を置くか、
また数々の政策をどこまで力強く進めていくかに社会の関心が向き始めているのだ。
朴槿恵(パク・クンヘ)大統領は昨日(19日)発表した国民向け談話の中で、
自らと政府が今後進めていく内容について語った。
朴大統領が力を入れようとしている課題は
▲災害に対して効率的に対応する政府組織の改編
▲いわゆる「官フィア」(官僚とマフィア)と民間との癒着の根絶
▲与野党に加えて民間人が参加する特別委員会など調査機関の設置
▲犠牲者への補償−に要約できる。
大統領として実行可能なハード面については、今後やるべきことについてある程度
整理はついているようだが、ソフト面では相変わらず課題が残っている。
その第1は人事の問題だ。
政府機関や組織を整備し、それに実質的な成果を出させるには、そこで働く
「人間」がしっかりしなければならない。
大統領が談話を発表したその日、多くの人の関心は政府の組織が今後どうなるかと
いう問題よりも、誰が首相となり、また誰が安全関連の政策や業務のリーダーとなり、大統領を支える秘書官や内閣が今後どうなるかに集まった。
つまり結局は「人間」によって組織改編の成果が左右されるという点を考えると、
朴大統領が提示した構想はやはり不十分と言わざるを得ない。
金大中(キム・デジュン)顧問
タグ:日本、韓国
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