2021年12月30日
SDGsで生活が豊かになるのだろうか?それとも偽善なのか?
SDGsの極端な脚光が話題に
最近はSDGsが話題になり、どの企業も学校でもSDGsを前面に出している。でも、そもそもSDGsが何か知らないケースも多い。まずは、それから考えたい。
SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標を意味している。具体的には以下の図になります。
確かに、SDGsに書かれている内容は当たり前のことであるが、国連で採択されたこともあり、少しあざといぐらいSDGsが前面に出ている。これが、以前の京都議定書を思い出すから本当に効果があるのかどうか疑問に感じてしまう点がある。
確かに、ヨーロッパなどはSDGsにむけて国が取り組んでいることもあり、企業的には取り組んでいるとアピールすれば株価に直結する点もある。この辺も、ISO14000と同じ匂いがする。
でも、なぜ生活が豊かになるのか?偽善なのか考えるのだろうか?
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SDGsの達成基準は何か?
例えば、それぞれの項目の達成基準は何か?目標としては良いのですが達成基準は何?
「3.すべてのの人に健康と福祉を」に関していえば世界的に見れば日本は達成しているだろう。では、どこまで目指せばよいのでしょうか?「2030年までに、世界の妊産婦の死亡率を出生10万人当たり70人未満に削減する」とある様に世界中の基準を達成する必要があるのか?国内だけの達成なのか?
また、「2030年までに、雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する。」など基準がイマイチ不明な点があります。
実は、SDGsの考え方は良いのですが、達成基準や途中経過など不明な点が多いです。なぜ、2030年までに達成すべきなのか?色々と疑問があります。そのため、企業の通常活動に強引にSDGsを結び付けてアピールしている感じが強いです。ただ、「ジェンダー平等を実現しよう」の一方で宗教的な問題は乗り越えられるのだろうか?
本当は、何を・どの様に・いつまでに行動するかが不明である。これから、国が指針を決めていくのだろうが不明点の多さが気になる。
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偽善でも人が幸せになれば問題はない
偽善であっても人が幸せになれば問題がないが、例えば環境問題など本当に正解なのか疑問に思える点も多い。再生可能エネルギーを増やすことは重要かもしれないが、太陽パネルの製造コスト(環境負担)などは無視した状態の場合が多いだけでなく、再生可能エネルギーの普及のために電気代に上乗せされていることんに気づいていない人も多い。そもそも、あれだけ大小に関係なく電力関連に参入する企業が増えている点を考えれば、儲かる市場ではないかと思う(環境問題に意識があるより儲かる市場と考えているのでは?)
もちろん、SDGsの理念は間違っていないし、世界中は目指して行く方向性なのは間違っていない。問題になってくるのは、どれくらい真剣に取り組んでいるかである。正直、京都議定書鵜のに二の舞にはなりたくない。そのため、途中経過も併せてチェックしていく必要がある。
では、SDGsに関して日本政府の取り組み内容(目標)を知っているのか?世界の取り組み方は何か?ここまで考えないといけないだろう。京都議定書でアメリカや中国、インドが排出削減目標がない’(調印していない・発展途上国は削減目標なし)など不完全なものを必死に取り組んだ経緯がある。そのため、SDGsと叫ぶだけでなく、世の中の動きも知るようにしたい。
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