2022年02月01日
エッセンシャルワーカーという言葉が生み出す格差問題〜コロナで格差が拡大〜
エッセンシャルワーカーという言葉は必要か?
コロナの影響で自粛や非常事態宣言のため、社会基盤を運用するためにエッセンシャルワーカーが重要であるとマスコミなどは連呼をしており、エッセンシャルワーカーと医療従事者に感謝を!と言われていたが、なぜエッシェンシャルワーカーという言葉が必要なのか?
変な話であるが、エッセンシャルワーカーでない業種で働く人は社会基盤に必要がないと言うわけか?それは違うだろう。もちろん、非常事態宣言で自粛・リモートできない多くの人々がいたのは確かであるが、だからと言ってエッセンシャルワーカーのみ社会基盤をつくっているわけではない。
例えば、運送業などエッセンシャルワーカーと言われながら、果たして多くの人々は生活必需品だけを配達してもらったのか?おうち時間という言葉が流行ったように趣味嗜好品の通販も大幅に増加しただろう。ということは感謝と言いながら、負担をかけていることがわかる。例えば、鉄道やバスも乗客がいないなら社会基盤と言えない。さすがに鉄道は乗客数が少ないながら人はいたが、バスは無人でも走っていた。
そこから考えると、私たちが働いていることは(犯罪を除くが)、全てがエッセンシャルワーカーであり社会基盤に必要なことだと思うのだが、政府やマスコミは差をつけたがる。そのため、協力金など偏った業種ばかり資金が使われることになっている。
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医療従事者に感謝することとコロナを分けて考える
コロナで大変な思いをした全ての人に感謝すべきである。もちろん、医療従事者などコロナの最前線で戦った人々に感謝をすることは当然であるが、医療従事者以外も多くの人が耐えていることを考えれば誰もに感謝すべきである。
例えば、医療従事者がコロナに対して大変な思いをしたのは確かかもしれないが、全ての医療従事者が該当するだろうか?昨年夏に日本医師会が「野戦病院の様な状態」と言いながら、自身の病院はお盆休暇をとっていたように1部の医療関係者は苦労しただろう。
ただ、よく考えればわかるが医療従事者はコロナに関係なく救急の対応で働いている業種である。確かに、防護服が暑くて汗だくで大変と言っている意味もわかる反面、真夏の炎天下でも汗だくで外で働いている人は多くいる。また、コロナで忙しさが増えたのは確かであるが、医療関係では仕方がないことである(*元々、人手不足だった原因を解決しなかったことも問題だが)。どの業種であっても、緊急になれば超過勤務になりながら働いている。問題になるのは、しっかりと報酬が支払われているか?休暇が取れているか?である。そう考えると1部の病院はコロナの最前線で大変な思いをしたが、多くの病院はコロナ患者を受け入れていないケースも多い。むしろ、ワクチン接種などで利益を上げている可能性もある。
この様に、我々が目にしているのは頑張っている医療関係者ばかりである…。いや、そもそもスタジオにきて話している専門家は大変なら現場で働いたら?と思ってしまうが…。結果的に、本当の姿が見えなくなっている。これは、飲食業でも同じで本当に苦しいお店もあれば、休業要請で潤っているお店もある。でも、報道では苦しいしか聞かないので、本当に苦しんでいるお店も批判的に考えられる場合もある。
良くも悪くも、日本は開業医が多いこともあり1人あたりの医療スタッフの数は先進国でもトップクラスでありながら、コロナの様な災害では非効率であることがわかった。コロナが収まれば医療体制の不備を考える必要がある。医療関係者の数を増やすのか無駄な通院を防ぐのか対策が必要だろう。
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タグ:コロナ
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