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2021年10月27日

電動アシスト自転車というものは・・・。

KIMG0660.JPG電動アシスト自転車というものがありますね。

20年くらい前の出たばかりのころは、当時のテレビCMの影響もあってか、お年寄りの方が乗る自転車というイメージが強かったですが、ここ最近は小さなお子さんをお持ちの若いお父さんお母さんもよく乗られていますね。

デザインや色が可愛かったりと、電動アシスト自転車もだいぶ変わってきました。

そしてここ最近は「E‐Bike」(イーバイク)という新しいカテゴリーで、スポーツ系の電動アシスト自転車も出てきていますね。

昔からスポーツタイプの電動アシスト自転車はありましたが、スポーツ車を電動アシスト化するメリットを当時の僕は感じていませんでした。
なぜなら、電動アシスト自転車は時速24キロを越えてしまうとアシストを止めてしまいますので、それ以上の速度域になると自力で走ることになるからです。

自力で走るのでしたら、電動アシスト自転車に付いている「モーター」や「バッテリー」はただの重りでしかありませんよね。
実際に乗ってみてもスポーツ車の良いところを電動アシストの機能が邪魔しているような乗り心地を感じていました。それを考えたらスポーツ車の電動アシスト化はそれほど意味はないのかもしれないなと思っていたのです。

しかしこの最近の「E‐Bike」は、実際に乗ってみたらモーターユニットの性能が良くなり、走りやすいと感じたのです。

今までのスポーツ系電動アシスト自転車のデメリットだった部分の改善点や、ここをこうしたらよりよくなるのではないかというノウハウが長い年月をかけて蓄積され、ようやくスポーツ系自転車の電動アシスト化にメリットを見いだせる時が来たではないかと思っています。

もちろん、時速24キロを越えてしまえばアシストはなくなります。しかし、それでも「E‐Bike」にはメリットがあるのです。

例えば「峠ツーリング」のような、自転車で山を登る場合、場数を踏んでいるベテランならば問題なくすいすいと登っていくことができますが、初心者はそうはいきません。
「峠ツーリングをしてみたい!でも登ったこともない初心者です!!」
という方が登るとき、峠を上るための力を「E‐Bike」は補ってくれるのです。

川沿いの土手にあるサイクリングロードのツーリングでもその力は発揮しますが、峠ツーリングであればその力のありがたさは絶大です。

介護の世界では、介助者の腰の負担が大きく、腰痛は職業病だともいわれています。
最近はその介助者の体の負担を減らし、楽に重いものを持ち上げることができる装着型のパワーユニットがありますよね。

そんな風にこれからは、生活を楽にしたり、危険を回避できたりと、人の生活において様々なことを補える道具がさらに発展してくる時代なのかもしれませんね。

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風来の人たち
埼玉県の伊奈町にあります「風来の森」のたもとで、自転車の出張修理のお店を営業しています。 お店の目の前に森があることもあり、季節を肌で感じながら仕事をしています。
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