C++，C++/CX に挑戦！

◆ 新版明解C++入門編，新版明解C++中級編での学習。自分なりに要点を整理し、全演習問題を解いて、とりあえず一段落です。
◆ 続いて C# に移行予定でしたが、ここでは、このまま C++、そして C++/CX（UWP）についての記事をアップしていくことにします。
◆ C# については別のブログで初歩の初歩から学習を進めたいと思います。準備ができたらリンクを貼りますので、よろしくお願いします。

2017年10月06日

《その67》数字文字の探索（p.315演習8-16）

数字文字 '0' ～ '9' かどうかの判定

本ブログの《その58》にも書きましたが、数字文字かどうかの判定には文字コードを使います。

例えば文字 '8' の場合


    cout << '8' << '\n';                // 「 8 」と表示されます。
    cout << char('8') << '\n';          // 「 8 」と表示されます。
    cout << (int)char('8') << '\n';     // 「 56 」('8' の文字コード) と表示されます。

　文字コードを表示するのに (int)char('8') などと書きましたが、文字コードの大小を比較する
だけなら '8' の表記のままで大丈夫です。

　'8' < '9' は真
　'8' < '7' は偽

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　'0', '1', … , '9' の文字コードがこの順に連続していることを利用して、数字文字であるかどうか
の判定は次の方法で行います。


    ('文字' >= '0' && '文字' <= '9') が真なら '文字' は数字文字である。
                                     が偽なら '文字' は数字文字ではない。
    ('文字' < '0' || '文字' > '9')   が真なら '文字' は数字文字ではない。
                                     が偽なら '文字' は数字文字である。

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新版明解C++入門編　p.315 演習8-16
　文字列 s1 内の数字文字を削除する関数 strrmv_digits を作成せよ。

    char* strrmv_digits(char* s);

　たとえば、文字列 s が "a1bc39d" であれば、その文字列を "abcd" に更新する。受け取った s の値をそのまま返却すること。

// p315_演習8-16
#include <iostream>
using namespace std;

char* strrmv_digits(char* s)
{
    char* p = s;
    int n = 0;
    while (*s++)
        n++;

    char* temp = new char[n];
    for (int i = 0; i < n; i++) {
        temp[i] = p[i]; p[i] = '\0';
    }

    int index = 0;
    for (int i = 0; i < n; i++)
        if (temp[i] < '0' || temp[i] > '9')
            p[index++] = temp[i];

    delete[] temp;
    return p;
}

int main()
{
    char str1[] = "a1bc39d";
    char str2[] = "2017/10/06_char* strrmv_digits(char* s)";

    cout << str1 << '\n';
    cout << strrmv_digits(str1) << '\n';

    cout << '\n';
    cout << str2 << '\n';
    cout << strrmv_digits(str2) << '\n';
}