2018年04月15日
《その361》 ファイルのダンプ(2)
ファイルのダンプ(2)
前回《360》と同様、binファイルを、バイナリモードで読込み、文字コードと文字で表示します。
前回は、文字を 16バイトずつ読み込みましたが、今回は、1バイトずつの読込みです。
文字コードを表示しながら、各行末に出力する文字表示用の string文字列を作成します。
以下は、プログラムです。
#include <string>
#include <fstream>
#include <iomanip>
#include <iostream>
using namespace std;
int main() {
string fname;
cout << "ファイル名:"; cin >> fname;
ifstream fs(fname, ios_base::binary);
if (!fs)
cout << "\aファイルをオープンできません。\n";
else {
unsigned long count = 0; // 通し番号(アドレス)
unsigned char c;
while (1) {
// 文字コードでなく、文字で表示するための文字列
string str = "";
for (int i = 0; i < 16; i++) {
// read関数の返却値は、読み込んだ文字数です。
if (fs.read(reinterpret_cast<char*>(&c), 1)) {
// 前行末でファイル終端に達しておらず、
// 現在の位置が新しい行の先頭
// である場合には、通し番号を
// 16進数表示します。
if (!i)
cout << hex << setw(8) << setfill('0')
<< count << ' ';
cout << hex << setw(2) << setfill('0')
<< static_cast<unsigned>(c) << ' ';
// 文字として表示できなければ '.' を表示
c = isprint(c) ? c : '.';
str += c;
}
else {
// 読込みが終了した状態で、新しい行の
// 先頭位置である場合には
// そのまま終了します。
if (!i) goto LABEL;
// 読込み終了後は、"00 ", '.' を表示
cout << "00 ";
str += '.';
}
}
cout << str << '\n';
count += 16;
}
LABEL:;
}
}
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