2018年01月31日
《その267》 補足(前回《266》の 関数テンプレートに関して)
前回《266》 演習9-8(3)の問題文にある FixedArrayTest.cpp で、最初に出てくる関数テンプレート print_FixedArray がちゃんと動くのが、初心者の自分にはちょっと不思議な気がしたので、プログラムで確認してみました。
下記のプログラムでは、
・1) クラステンプレート C を使って作成した C
関数テンプレート f に渡します。
・2) 関数テンプレート f は、そのオブジェクト c を 仮引数 C<T1, T2>& a で受け取ります。
関数テンプレート f は、この仮引数からの情報だけで T1, T2 の型を決定してくれるんですね。とりあえず理解できました。
初歩的な内容ですみません m(_ _)m
#include <iostream>
template <class Type1, class Type2> class C {
public:
Type1 t1;
Type2 t2;
C(Type1 x, Type2 y) : t1(x), t2(y) { }
};
template <class T1, class T2>
void f(C<T1, T2>& a) {
std::cout << typeid(T1).name() << '\n';
std::cout << typeid(T2).name() << '\n';
std::cout << a.t1 << ' ' << a.t2 << '\n';
}
int main() {
C<char, int> c('a', 100);
f(c);
}
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