2018年01月20日
《その247》 クラステンプレートの初歩的事項の再確認
クラステンプレート
きょうは筑波山に登ってきました。そのせいか、C++ のことを、すっかり忘れてしまいました(かなり、そんな気がしてます)。C++ を実際に使う場面が、普段 あればいいんですが、自分の場合は、ぜんぜんなので・・・。
ブログでは、今、クラステンプレートが出てきたばかりで、まだなんとなく馴染めないでいます。
そこで今回は、クラステンプレートの ごく基礎的な部分を再確認しておきたいと思います。初歩的な内容で、すみません。
下のプログラムのクラステンプレートは、データメンバが1つだけの単純なものです。このテンプレートを使って、次の4つのオブジェクトを作っています。
C<int>型
C<char>型
C<double>型
C<C<double> >型
それぞれの場合について、ゲッタによるデータメンバの取り出し と typeid演算子による型情報の確認をしました。
#include <iostream>
using namespace std;
// クラステンプレート C
template <class Type> class C {
Type val;
public:
// 明示的コンストラクタ
explicit C(Type v = Type())
: val(v) { }
// ゲッタ
Type get() const { return val; }
// ゲッタ かつ セッタ
Type& get() { return val; }
};
int main() {
cout << "(1) C<int>型\n";
C<int> a(10); // コンストラクタが明示的のため
// C<int> a = 10; は不可
cout << " " << a.get() << '\n';
cout << " " << typeid(a).name() << "\n\n";
cout << "(2) C<char>型\n";
C<char> b('z');
cout << " " << b.get() << '\n';
cout << " " << typeid(b).name() << "\n\n";
cout << "(3) C<double>型\n";
C<double> c(3.14);
cout << " " << c.get() << '\n';
cout << " " << typeid(c).name() << "\n\n";
// Type& get() { return val; } を使用
c.get() = 1.5;
cout << " " << c.get() << "\n\n";
cout << "(4) C<C<double> >型\n";
C<C<double> > d(c);
cout << " " << d.get().get() << '\n';
cout << " " << typeid(d).name() << '\n';
}
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