2017年11月18日
《その138》 関数へのポインタと関数呼出し
※ 今回の内容は、正確さに自信がないので無視してください。
この辺りの内容を、一応自分なりに納得して先に進みたかったので考えてみただけなので。
次のような関数 f があるとします。
そしてその関数を指すポインタが fp であろものとします。
int f(int);
f は関数を表す識別子ですが、
関数呼出し演算子 () を適用して f() とした場合は、識別子(あるいは一次式)f はポインタ型に型変換されます。
したがって、ポインタ fp を用いて
int fp(int);
としても、同じということになります。
以上のことから、「関数名は、その関数へのポインタと解釈される。」ということが納得できると思います。
また、
int (*fp)();
と記述しても、関数呼出し演算子 () を適用した形ですから、今度は *fp がポインタ型に型変換されるという複雑なことになります。
以上の理由により、int (*fp)(); という記述は完全に冗長な表現であると言えます。
ということは、前回《137》の例でいえば、下の書き方が一番適切と言えるような気がします。
◆ ---------------------------------------------------------
template <class Type>------------------------------------------------------------
void print_bits(Type x, string func(Type)) {
int n = numeric_limits<Type>::digits;
char* vec = new char[n + 1];
for (int i = 0; i < n; i++) {
if ((x >> i) & 1U) vec[n - i - 1] = '1';
else vec[n - i - 1] = '0';
}
vec[n] = '\0';
cout << vec; delete[] vec;
cout << " " << func(x) << '\n';
}
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