アフィリエイト広告を利用しています

2023年05月13日

第25回 トリップ飛田「ふらっと能登旅」

こんにちは。
旅行記「トリップ飛田」です。

t25.jpg


本日は石川県の能登半島の旅です。



■ 思い出の地、能登

最初に、この度の能登を震源地とした地震で被害を受けられた皆様に
お見舞いを申し上げます。

能登には数回旅行したことがあり、
初めての一人旅をした個人的に思い出深い場所です。

その能登が今回の地震で観光業に影響が出ていると聞き、
私ごときでは何の力にもならないことは知りつつも
能登を応援したいと思い、この旅行記を書きました。

御覧の皆様が能登観光に興味を持っていただければ嬉しいです。



■ 渚を走る、歩く、飛ぶ

千里浜なぎさドライブウェイは日本で唯一の
自動車で走ることができる砂浜です。
t25-1.jpg
日の光を浴び、潮風を切って海の真横を運転できたら
爽快でしょうね…(自主免停中)


砂浜を歩いていると…
t25-2.jpg
こ、このトゲトゲは、まきびし!?

実は、鳥の足跡でした。
t25-3.jpg
よく見たら、一枚目の写真で海鳥が海辺で群れていますね。
彼らの足跡でしょうか。

砂の粒子が細かくてサラサラしているので、
軽い鳥でも足跡がつくのですね。

人間だけではなく、動物も楽しめる砂浜のようです。


砂浜に行くまでのトンネルの道で、気になるものが…
t25-4.jpg
お気づきだろうか…。

道の端に、謎の顔が…。
t25-5.jpg
金属製の側溝のふたが潮風と砂で浸食され、
リアルな横顔が出来上がりました。

人間も、自動車も、動物も、謎の物体をも集める、
魅力的な渚です。



■ 宇宙人も能登が大好き


千里浜なぎさドライブウェイが走る羽咋市では、
市内各地でサンドアートも楽しめます。
t25-6.jpg
右端の首だけのバカボンのパパは、私の中でトラウマ画像の
天才バカボンのエンディングで首がゴロンと転がっている場面が
思い出されました。
41歳の春だから…。


羽咋市は江戸時代から未確認飛行物体の目撃情報があるUFOの町でもあり、
あちこちにUFOや宇宙人モチーフを見かけます。
t25-7.jpg
宇宙人好きとしてはとても楽しい。

宇宙人、農家に潜入捜査中。
t25-10.jpg
意外と地球の農業を満喫しています。

羽咋市には能登の名産品を購入できる
道の駅「のと千里浜」があります。
t25-8.jpg
道の駅のシンプルで可愛い壁画。
少ない線で対象を表現できる、こういう絵を私も目指したい…。
宇宙人もさりげなくいる。


これは能登の地形をキャラクター化したパッケージが
キュートで思わず買った干し大根です。
t25-9.jpg
右の缶バッチのように、能登はリアルな地形でも目を付けたら
愛らしいキャラクターになります。
能登ふるさと博のマスコット「のとドン」も
能登の形をキャラクターにしたものです。

宇宙人も、空から見た能登の形に惹かれて
飛来したのかもしれません。



■ 能登の海

海に突き出している能登半島では、
いつでも輝く日本海に会うことができます。
t25-12.jpg
能登を走るバスの車窓から撮影したものです。


この写真もバスから撮影したものです。
t25-16.jpg
バス旅は自分で運転しなくていいので、
車窓から見える絶景をいつでも撮影することができます。


能登のシンボル、軍艦島とも呼ばれる「見附島」です。
t25-13.jpg
えんむすびーちは恋人の聖地に選定されたパワースポットです。
私は独りで訪れ、独りでこの鐘を鳴らしました(カーン…)。


この他にも能登の海は奇岩が多く、「ゴジラ岩」や千畳敷もあり、
自然の造形美を楽しめます。


■ 輪島でまちめぐり


輪島は朝市、漆器、輪島キリコや永井豪記念館など
見どころ満載のまちです。
t25-14.jpg
輪島の次の停車駅は、シベリア。


まちも観光地として整備されていて、
買い物や散歩に、そぞろ歩くだけでも楽しいです。

こちらは町中にある広い足湯です。
t25-15.jpg
飲泉できる場所もありましたが、塩分高めでした。
そうとは知らず勢いよく飲んでしまい、
一日分の塩分を摂取したような気分になりました。


輪島は美味しくて低価格の飲食店が多く、
能登の特産品を満喫できます。

能登は天然フグの漁獲高が日本一だそうで(下関だと思ってた)、
都会で食べたら倍の値段がしそうなフグ丼をお手頃価格で堪能できました。
(写真は撮ってないけど…カウンター席は写真を撮りづらい。
店の方に一声かければ快く撮らせてくれるだろうけど、
その一声をかけることが私には試練である)

能登のフグといえば、幻の珍味として有名な「フグの子」があります。
猛毒のテトロドトキシンが含まれるフグの卵巣をぬか漬けにして
無毒化したもので、石川県でしか製造が許可されていないそうです。
恐らく世界的に見てもここだけでしか食べることができないであろう
フグの卵巣、次に能登に行った際には挑戦してみたいものです。


他にも、一匹400万円(!)で競り落とされたと話題になった
天然寒ブリ「煌(きらめき)」や、
一杯500万円(!!)の値段が付いたこともある「加能ガニ」など、
豊かな能登の海が育てたブランド海産物も味わえるそうです。


ブランドの高級品に手は出せなくても、
日本三大朝市の一つである輪島の朝市で買って食べる
海産物や加工品も美味でした。
私はフグやノドグロの干物を買いました。
朝市は海産物以外にも野菜や工芸品も売られています。
お土産選びに、朝ごはんに、朝市に足を運んでみてください。


能登の名産品でお勧めしたいのが、能登の魚醤「いしる」です。
t25-17.jpg
商店で料理用に一本買って、朝市でも売られていたので
追加でもう一本買ってしまいました。合計1リットル。
液体をお土産にするのは重さで疲れる…でも買えて満足!

個人的には、マヨネーズ並みの万能調味料だと思います。
魚介のうまみがつまっていて、炒め物に、汁物に、
隠し味などに使うと風味が格段に良くなります。
塩分が高いので少量ずつ使うため一本買うと長持ちします。
チャーハンやいしる焼きそば、カレーの風味付けなどに
おすすめです。

料理下手な私でもいしるを使えば普段の食事に深いうまみを
加えることができます。
能登に行ったならば、重い思いをしてでも買う価値があります。



■ 最後に

今回は能登の旅の思い出をご紹介しました。

能登へは金沢から特急バスが走っていますし、
羽田空港からは60分で直接能登へ行くことができます。

定期観光バスや路線バスも充実していますので、
お好みに合わせた旅をすることができます。

思いのほかアクセスも良好で、美しい自然、伝統文化、
美食、温泉、街歩き、未知との遭遇…など様々に楽しめる能登へ
ぜひ観光に訪れてみてください。

t25-11.jpg
能登で見たこの夕日は、生涯忘れることはないでしょう…。

【PR】

posted by 飛田 at 21:50 | 旅行記
最新記事
カテゴリーアーカイブ
作者