Gottsu Sepia Tone Jazz 8
Vandren V16 Mideum Chamber V16 ハードラバー T7(2本目)
2023年02月18日
H.Selmer Reference36 tenor GL セルマー リファレンス36 テナー 78万番台
H.Selmer Reference36 tenor GL セルマー リファレンス36 テナー 81万番台
現行セルマーのリファレンス36。こちらはバランスドアクション(オフセット入れるなのでSBAに相当)を意識した設計。リファレンス54と比べると音に広がりが感じられる。SBAの場合、厚みのある豊かな音色であったのだろうが、リファレンス36のジュビリーネックだと非常に薄っぺらい音が広がっていくチープな印象が否めない。リファレンス54の場合は音に芯があり、美しく力強い印象なのだが、リファレンス36は音が拡がっていくせいで美しい音の印象が薄い。要は耳に訴える力が54より弱いのである。36を買うならジュビリーは避けた方が良さそうである。買うならジュビリー前。またSBAとは全く別物なので要注意。SBA的な音が欲しいなら高い金払ってBAかSBAを買った方が良いです。
H.Selmer Reference54 tenor GL セルマー リファレンス54 テナー 80万番台
H.Selmer Reference54 tenor GL セルマー リファレンス54 テナー 78万番台
2023年02月16日
A.Selmer Mark VI OriginalLacquer アメリカンセルマー マークシックス 19万番台 オリジナルラッカー テナー
いわゆる中後期のアメセル。とはいえ音色やディテールはほとんど後期と同じです。
20万番台手前はギリギリ中後期と言えるかも知れません。
前のオーナーによってサムレスト、サムフックがヤナギサワ製に交換されてます。
全体的にヴィンテージとしては比較的綺麗な状態。これから吹き込んで育てていける個体と言えるでしょう。
ラッカーの変色がほとんどないのでかなり良い状態で保管されていたのではないでしょうか。
吹いた感じもまだまだと言った感じです。良く言えばくたびれてない感じ。
大半の方はご存知かと思いますが、もうこの番手からすでにネックのシリアルは刻印されてません。
まぁ、あってもなくても音には影響ないのでどっちでもいいのですが。
A.Selmer Mark VI OriginalLacquer アメリカンセルマー マークシックス 9万番台 オリジナルラッカー テナー
9万番台中期アメセルです。マッチングネック。前期と比べてパワーがあり、かつ繊細でダークな音色。多少息の入れ方をミスっても許容してくれるのでこの辺りの番手が一番扱いやすく実用的かも知れません。
上記はあくまで一般にそう言われているだけでマークシックス自体がそもそもそこまでパワーのある機種ではないので、前期と中期の差はたかが知れています。音色もほとんど変わりませんので前期と後期も似たようなもので若干ディテールが違うくらいと思ってください。
サムレストはプラスチック製になっています。親指の付け根が当たる部分は斜めにカットされており、いろいろと気の利いた仕様になっています。
前期ではサムレスト付近にあった「MARK VI」の刻印がベル接合リングの前面に刻印されています。
個人的にはこちらのデザインの方が好き。
アメセルでどの番手を買うべきか迷ったら大体7~11万番台くらいまでが一番いいのかも。要は前期よりの中期の番手がパワーもあり、音色もダークで使いやすいと思われます。12万番台以降から本体のネックソケットが洋白じゃなくなるのでディテール的につまらない。音色は同じかも知れませんが。
この個体は、5デジットでこのラッカーコンディションとしてはかなり安く手に入れたのでラッカー ハゲハゲになるまで使い込もうかと思います。多分アンラッカー状態でも150万くらいでは売れるのかな。
7~9万番台までは5デジットとして扱ってくれるので高値で売れそうなので嬉しいですね。
資産として、実用的な楽器として持っとくのならここら辺の番手が一番いいかも。