2023年02月16日
A.Selmer Mark VI OriginalLacquer アメリカンセルマー マークシックス 9万番台 オリジナルラッカー テナー
9万番台中期アメセルです。マッチングネック。前期と比べてパワーがあり、かつ繊細でダークな音色。多少息の入れ方をミスっても許容してくれるのでこの辺りの番手が一番扱いやすく実用的かも知れません。
上記はあくまで一般にそう言われているだけでマークシックス自体がそもそもそこまでパワーのある機種ではないので、前期と中期の差はたかが知れています。音色もほとんど変わりませんので前期と後期も似たようなもので若干ディテールが違うくらいと思ってください。
サムレストはプラスチック製になっています。親指の付け根が当たる部分は斜めにカットされており、いろいろと気の利いた仕様になっています。
前期ではサムレスト付近にあった「MARK VI」の刻印がベル接合リングの前面に刻印されています。
個人的にはこちらのデザインの方が好き。
アメセルでどの番手を買うべきか迷ったら大体7~11万番台くらいまでが一番いいのかも。要は前期よりの中期の番手がパワーもあり、音色もダークで使いやすいと思われます。12万番台以降から本体のネックソケットが洋白じゃなくなるのでディテール的につまらない。音色は同じかも知れませんが。
この個体は、5デジットでこのラッカーコンディションとしてはかなり安く手に入れたのでラッカー ハゲハゲになるまで使い込もうかと思います。多分アンラッカー状態でも150万くらいでは売れるのかな。
7~9万番台までは5デジットとして扱ってくれるので高値で売れそうなので嬉しいですね。
資産として、実用的な楽器として持っとくのならここら辺の番手が一番いいかも。
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