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2022年02月03日

母から聞いた昔ばなし

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ご訪問頂き有難うございます。感謝致します。

毎日毎日、伯母の家へ2度食事を届け掃除洗濯、そして週に2回入浴介助をしています。
1ヵ月経ちましたがまだこのペースに慣れていません。去年の年末から伯母は酷く認知症が進んでしまいましたが、それまでは1日に1回昼食、夕食、次の日の朝のパンを1度に届けていました。1日に1回訪れるのは安否確認の意味もありましたし母と7年続けてきました。

伯母が70代前半の時は頼まれた物を買ってきたり、伯母自身がJRに乗って病院へ行き帰りに買い物をして帰ってきていました。月に2回私が美味しい物を買って伯母の家で一緒に食べたり。80歳までは畑を、82歳くらいまでは庭の草むしりもしていたのですが85〜86歳くらいから認知症状がで始めました。
年末から認知症状も急に進み、1人で入浴も出来なくなったので母と2人でこの1ヵ月何とか頑張ってきました。

「介護は先が見えない」という不安は介護をされている方達にあるのかもしれません。介護する側が高齢の場合も多くあります。老々介護で共倒れになる場合もあるからこそ1人では出来ないのだと痛感しています。母と私の2人でやっているから出来ている部分もありますし、介護認定が下りたらまた介護の仕方も変わってくると思って前向きに頑張っています。介護で疲れている方がいらっしゃったら、絶対に1人で介護をしないで頼れる人、頼れる事業所に必ずヘルプを出して欲しいと思います。家族に頼れないなら他人を頼って良いんです。私自身も伯母の認定が下りたらデイサービス(認定によってはデイケア)を利用する予定です。無理をしない事が続けられるコツなのかなと思うのです。

伯母が12月26日に急に表情も変わり言葉も発せず、声掛けにも反応せずボーっとして素肌にセーターを着ている姿を見た時は衝撃を受けました。どうしちゃったのと。伯母は88歳の時に介護認定を受けたのですが認定が下りませんでした。それで私が12月の20日頃に母に「また介護認定を申請した方が良いかもね。高齢だし入院する場合にも必要かもしれないし」と話していたんです。それが数日経って伯母の認知症が進み結果的に介護認定の申請をする事になったので昨日母とあの時の話をしていると「あんたはいつも虫の知らせが前もって来るね」と言われました。

確かに虫の知らせは前もってですが、その時は気が付かないものです。つまり先に知っていても役には立っていないという事ですね(笑)年末はお正月の準備もあり今年はコ〇ナの影響もあり県外からは親戚が来なかったのでお正月は12人の来客で済みましたが、お正月どころか伯母の事で頭が一杯でした。でも人は慣れる生き物。あれから1ヵ月経ったので伯母への対応は慣れてきました。ただ伯母の事だけしていれば良い訳ではないので自分の生活と伯母の生活の両立にはまだ慣れずにいます。

母とお茶をしながら母の昔話を聞かせて貰いました。母が結婚したての時は色々と苦労が多かった事は以前から聞いていました。神戸では祖母に父の妹と一緒に住み、当時一緒に働いていたおじさん達の食事の用意もしていました。幼い子(私や兄)を抱えて若い母は苦労の連続でした。いつもより20円ネギが高いと祖母に嫌味を言われお店にネギを返しに行かされそうになった母。お店も遠く電車で子を抱えて行かなければならず、また行くのも大変で母は祖母に頭にきて20円払ったそうです。そんな感じで精神的にも肉体的にも倒れてしまう時、尼崎に住んでいた伯母は必ず母を訪れたそうです。

「調子が悪いんやろ?無理しよるんやろ?」と伯母が来てくれて「姉ちゃん、何で分かったん?」と母が聞くと「夢で見た」と毎回言うそうです。それを私に「本当に不思議やったよ。いつも調子が悪くて寝込むと来てくれてたから。こっちからは電話もしないのに必ず寝込むと来てくれるんよ」と。

何度かブログにも書いていますが、母方の伯母は予知夢を見る人です。そしてその予知夢はいつだって100%です。私の兄が小児科で誤診されて病院をたらい回しにされ最後に大学病院へ連れて行った時に「もっと早く来れたら助けられたのに。手遅れだ」と医師に言われました。泣きながら母がお葬式の夢を見たと伯母に電話し、もう助からないと先生に言われた話をすると伯母は「その夢の詳細を聞かせて」と言い詳しく説明すると「本当にその夢なんやね?なら安心しい。良かった。助かるわ」と。医者も見放したのに伯母は「助かる」と言いました。実際に助かったからこそ今も兄は私と顔を合わせれば毎度元気にケンカをしています。

不思議と夢に関する事、夢を見る事で色々な情報を得られていた伯母。82歳くらいまでは予知夢を見ていました。難しい予知夢では無く「自分がまだ生きる」という夢です。その夢の話は高く険しい山の上にお寺があり、亡くなった旦那さんである伯父がそのお寺の中に入って行くけれど伯母は入り口で待たされる夢です。いつまで待っても伯父は戻って来ない。日が暮れてきても戻って来ない。そして扉も開かない。このままでは暗くなると山を下りれないから1人で山を下りるという夢です。つまり、自分はお寺に用が無いという事。亡くなった伯父はお寺から戻って来ないという事で、自分はお寺に入れない。自分はまだ寿命があり生きるんだという夢です。

祖母が亡くなる時も旦那さんが亡くなる時も夢で知らされます。困った時の打開策も夢で知らされるらしいのです。私が幼い頃に火事のお話をブログでちょこちょこ書かせて頂きました。その少し前に伯母は母に「火災保険に入らなよ、絶対よ」と連絡をしてきています。火災保険は神戸の時にアパート暮らしだったので入っていませんでした。ですが伯母に言われて保険に入り、実際に火事になりました。保険があって助かったと母は伯母に言われて入って良かったと言っています。

何より不思議なのはそんな力を自分自身で「気持ちが悪い」と伯母がいつも言っていた事です。良い事だと思うのに、嫌な事でも当たり過ぎるから「気持ち悪い」と伯母は言い、占い師やお祓いとかと関わらない仕事ばかりしてきました。伯母の弟達は(母の兄)皆早く亡くなっています。その分の寿命を苦労した伯母が受け継いで長生き出来ているのかもしれません。92歳。夢は見ているのかもしれませんが覚えてはいられません。予知夢は見なくなり、今までの記憶も薄れてしまいましたが大好きな伯母です。

認知症はあれど私が「今日はずっと寒いよ、風邪引かないようにね」と言えば「そっちこそ風邪引かんようにせな」と心配して言ってくれます。昔の伯母ではないけれど、昔の伯母に会いたいけれど、今の伯母も子供のようで可愛いです。

ここ数日、朝晩が本当に異常に冷え込んでいます。3月まではまだ寒さも続きますから皆様もどうぞお気を付け下さいますように。

ちなみに背中側、下に紫色の薄毛布を1枚敷くだけで先日より温かさがグッと上がりました。あんなに薄いのに効果ありですね。十分暖かくはあるのですがこのサンルームの部屋は外と同じ気温になります(遠い目)
鼻が凍りそうな室温です。空気が冷たいと呼吸が喘鳴とまでいきませんが音がしたので、今日は薄いブランケットのようなリラックマのペラペラ薄毛布を掛け布団と一緒に被って暖かさを検証してみようと思います。薄毛布2枚で重くなく上から下から体が温まるなら試して損なしです。

本日もお読み頂き有難うございました。感謝致します。


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