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2018年04月24日

環境における地球の歴史

地球が誕生して約46億年

地球の気候は氷期(氷河期・寒冷期)と

温暖期が周期的に繰り返されています。

その周期は約6万年から約10万年の周期などといわれています。

では今は何期でしょうか?

いまを知るには最後に訪れた氷期、

つまり最終氷期を知る必要があります。





最終氷期は約7万年前にはじまり

約1万年前に終了したといわれています。

この時期は中国の北京あたりまで

永久凍土が発達したといわれます。

日本でいうと青森あたりでしょうか。

氷期が終わり、

温暖期が始まってすぐに寒冷化に戻った時期があります。

この「寒の戻り」の時期は

ヤンガードリアス期 YoungerDryas(ヤンガードライアスとも)」と呼ばれています。

この時期、

地球の平均気温は約50年で7上昇したともいわれ、

約10年で7.7以上の気温降下があったといわれます。

この時期に比べると今の温暖化騒動はおとなしいものです。





本来、地球の気候は荒れているものであって

気候の激変は珍しいことではありません。

6,000〜4,000万年前の間では

平均気温が今の倍近く高かったこともわかっています。

地球規模で考えると、

今の時期の気候は温暖期になります。

温暖期のはずですが、

平均気温は低く寒冷で

安定した気候といえるのが現実。

つまり、温暖期にしては寒冷な現在が

異常なのです。





なら、4〜6℃上昇しても問題はない?

前回述べた気温上昇で起こる問題は

人類が適応できる範疇であって、

今すぐどうこうなるような問題ではありません。

だからと言って、

このままで良いというわけではありません。

温暖化によって滅んでしまう国もありますし、

最悪の場合、人類滅亡のリスクも・・・。


次回、大規模絶滅の危機


posted by かおぶち at 20:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 環境
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