38歳から人生を巻きなおす女の日記

国会放送を見れば、議会制民主主義が、
いかに難しいことをしようとしているかわかるような気がする。

日本の国会、都議会は、
立法よりも国政調査権の行使に頭を使うことに、
つまり、議員や首長の「適性」を問いただす
という名目のパフォーマンスや足の引っ張り合いに、
その大半を費やしている気がする。

丸一日をカゴイケ氏に費やし、
しかも大したせいかをあげられなかった国会には、
本当は、他に議論しないといけないことが山のようにある。


さて、そんな中で、名古屋市議会。
名古屋城天守閣を木造で復元する予算案を成立させた。

「名古屋城天守閣を木造で。」

名古屋市長河村氏の公約だったこの法案。
通すのに3年を費やした。


木造の方が費用がかかる。
税金の無駄遣いである。
名古屋弁で答弁なんて不謹慎だ。

河村氏と議会や市職員の溝は深い。
しかしようやく、一つ結論を出した。


何事も一長一短がある。
全ての選択肢に、「絶対に間違いだ」と言えるものはない。
「絶対に正確だ」と言えるものはない。

一番良いと思えるものを、国として、市として、選んでいかなければいけない。

今日、カゴイケ質問に立った議員達も、それはそれで正しいのだとは思っている。

彼らは多分良く知っている。
国会が何もしない方が、日本は上手くいく。という話。


さて、今日はそんな先行き不安な教育関連から、9783ベネッセHD

ベネッセは、進研ゼミなど教育関連で幅広く知られるが、
昨年来のテーマではデジタル教科書関連銘柄でもある。
少子高齢化という課題に最も弱く、先細りの産業のようにも思うが、
それだけに、展望がテーマに合ってくれば、急騰しやすい銘柄とも思える。

月足を見ると、3か月で1000円幅は動くし、
下値で買えば、比較的安心して仕込んでいられる銘柄。

そのベネッセは、
2002/10 1190を底値に、5波動で2008/10 4980に至り、
そこからは、3波動で、2016/6 2095に至っている。
今は、ここからの上昇の一服であるが、
大局としては、ここから上昇5波動が始まるのか、下落トレンド5波目に入るか見極めるポイントと思う。

見極める論拠は、エリオットによると、直近の下げの61.8%戻しを上回るかどうかだが、

5波動で、至った直近の高値3/14 3710は、
2波 2014/7 4475から、2095までの下落の値幅2380の61.8%戻し3565を上回っている。

つまりベネッセは、
3/14以来の下げが一巡すれば、再度の上昇が、
4980を目指す可能性がある。

その下落の目処は、直近の上昇の31.8%押しの3320、または半値押しの3252
ただし、全体の地合いが良くないので、相当ひきつけた方が無難と思う。

ご参考。
投資は自己責任でお願いします。


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