音楽聞くだけ

2021年03月10日

３月１０日　今日のクラシック音楽

サラサーテ：『ツィゴイネルワイゼン』作品20

【今日の出来事】

1785年3月10日　モーツァルト：ピアノ協奏曲第21番ハ長調 K.467 初演
1832年3月10日　ムツィオ・クレメンティ（作曲家）没
1844年3月10日　パブロ・デ・サラサーテ（作曲家、ヴァイオリニスト）誕生
1867年3月10日　ヨハン・シュトラウス2世：ポルカ『心うきうき』作品319 初演
1888年3月10日　フランク：交響詩『プシシェ』初演
1892年3月10日　アルテュール・オネゲル（作曲家）誕生

　『ツィゴイネルワイゼン』作品20は、スペイン生まれのヴァイオリニストであるサラサーテが作曲、1878年に完成した管弦楽伴奏付きのヴァイオリン独奏曲である。1904年に本人の演奏のレコードが録音されている。
　本作は派手で劇的でありながら哀感を持ち合わせる技巧的なヴァイオリン曲として知られる。題名は「ジプシー（ロマ）の旋律」という意味である。ドイツ語では「ツィゴイナ（ー）ヴァイゼン」とするほうが現代的な発音であり、また日本語ではチゴイネルワイゼン、またはチゴイナーワイゼンとも表記される（なお日本語の題名表記は語尾の｢-er」を母音化させない古典的な舞台ドイツ語の発音を基にしたものである）。いくつかのハンガリー民謡・大衆音楽の旋律を組み合わせて作曲されている。オリジナルはヴァイオリンと管弦楽であるが、ヴァイオリンとピアノで演奏する機会も多い。作曲者本人による録音が残されている。（Wikipediaより抜粋）