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2020年06月26日

今日のクラシック音楽

ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』





1870年6月26日 ワーグナー:楽劇『ワルキューレ』初演
1912年6月26日 マーラー:交響曲第9番ニ長調 初演
1933年6月26日 クラウディオ・アバド(指揮者)誕生

 『ワルキューレ』は、リヒャルト・ワーグナーが1856年に作曲し、1870年に初演した楽劇。台本も作曲者による。ワーグナーの代表作である舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』四部作の2作目に当たる。『ニーベルングの指環』四部作は、ひとつのプロローグと3日を要する舞台上演と見なすことができ、その「第1日」に当たる本作『ワルキューレ』は、「序夜」(『ラインの黄金』)を除く「三部作」の実質的な幕開けに位置づけられる作品である。
 四部作はそれぞれ独立した性格を持ち、単独上演が可能である。そのなかで『ワルキューレ』は、もっとも人気が高く、上演機会も多い。感動的な愛情表現の場面や、ライトモティーフの使い方が自然かつ巧緻であるなど作曲技法の円熟を理由に、『指環』四部作にとどまらず、ワーグナーの全作品中でももっとも優れたもののひとつとも見なされている。
 とくに、第1幕でのジークムントによる「春と愛の歌」(「冬の嵐は過ぎ去り」)、「ヴァルキューレの騎行」として知られる第3幕の序奏、終盤で「ヴォータンの告別」からつづいて「魔の炎の音楽」で幕切れとなる部分はしばしば独立して演奏される。全3幕からなり、上演時間は約3時間40分(第1幕60分、第2幕90分、第3幕70分)。(Wikipediaより抜粋)

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