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2021年05月12日

5月12日 今日のクラシック音楽

ドニゼッティ:オペラ《愛の妙薬》

【出来事(初演・誕生・逝去)】
1832年5月12日 ガエターノ・ドニゼッティ:オペラ《愛の妙薬》初演
1842年5月12日 ジュール・マスネ(作曲家)誕生
1845年5月12日 ガブリエル・フォーレ(作曲家)誕生
1871年5月12日 フランソワ・オベール(作曲家)没
1884年5月12日 ベドルジハ・スメタナ(作曲家)没
1888年5月12日 フランク:『前奏曲、アリアと終曲』初演
1917年5月12日 バルトーク:バレエ音楽『かかし王子』初演
1922年5月12日 シベリウス:付随音楽『スカラムーシュ』作品71 初演
1923年5月12日 フォーレ:ピアノ三重奏曲 ニ短調作品120 初演
1926年5月12日 ショスタコーヴィチ:交響曲第1番 ヘ短調 作品10 初演
1931年5月12日 ウジェーヌ・イザイ(ヴァイオリニスト、作曲家、指揮者)没
1938年5月12日 オネゲル:劇的オラトリオ《火刑台上のジャンヌ・ダルク》初演
1960年6月11日 ブリテン:オペラ『夏の夜の夢』作品64 初演
1976年5月12日 ルドルフ・ケンペ(指揮者)没

【音楽作品の説明】
 『愛の妙薬』は、ガエターノ・ドニゼッティが作曲、1832年に初演された全2幕からなる喜劇的オペラである。テノールとソプラノの主役カップルにバリトン2人で大部分を占め、他に脇役ソプラノ1人、合唱というシンプルな人物構成で、4人までは充分に見せ場、聴かせ場が与えられているため、スター歌手の顔見世公演にも適している。
 ミラノのカノビアーナ劇場では5月の舞台にオペラの新作を登場させるべく、ある作曲家に新作を依頼していたが、作業を突然放棄してしまった。期日まで1か月の短期間であったため、支配人アレサンドロ・ラナーリは速筆で知られていたドニゼッティに泣きつかんばかりに新作オペラを依頼した。
 ドニゼッティの条件は、すでにオペラ『アンナ・ボレーナ』で作業を共にしていた人気台本作家ロマーニを使って1週間程度で台本を得ることであった。しかしロマーニといえどもこの短期間に白紙から台本を起こすことは不可能だったものと見え、彼は前年パリでスクリーブがオベールのために書いたオペラ『媚薬』 "Le philtre"の台本(リブレット) を翻案し、田舎の村で起きた他愛もない恋愛喜劇2幕物を書き上げた。ドニゼッティはその台本にわずか2週間で作曲したという。前年の1831年、同じミラノでベッリーニが、やはり田舎村での恋愛騒動を描いたオペラ『夢遊病の女』(La sonnambula)を成功させていたことも、ドニゼッティとロマーニの念頭にあったとも考えられる。
 劇場の願い通り、オペラは5月の舞台に間に合ったばかりか、初演から30回以上の再演を数える大ヒットとなって、ドニゼッティは一段と盛名を馳せることとなった。(Wikipediaより抜粋)

【輸入盤】歌劇『愛の妙薬』 レヴァイン&メトロポリタン歌劇場 パヴァロッティ、バトル [ ドニゼッティ(1797-1848) ]






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