2015年08月09日
アイデン&ティティ
やらなきゃならないことをやるだけさ
だからうまくいくんだよ
映画「アイデンティティ」より
![アイデンティティ](/cinemaholic/file/identity-thumbnail2.jpg)
「ボブ・ディランに憧れて…」
拝啓ボブ・ディラン様。
あなたがデビューしてから随分経ちますが、僕はあなたの音楽に出会えて本当に良かった。
あなたの音楽に出会って僕は“ロック”に目覚めたんですが、実はそのことを少し後悔したこともありました。
中産階級に生まれた僕は不良でも優等生でもなく、これまで普通に生きてきました。
だから、あなたのように旅に出る必然はなく、それが僕のロックに対するコンプレックスになったんです。
そんな僕が作る詩にはウソがある。
不幸なことに不幸なことがなかったから…。
でも、僕はこれから自分が本当に歌いたい歌を歌うことにします。
ロックとは自分がやりたいことをする…それでいいんですよね?
(by中島@ギタリスト)
映画「アイデン&ティティ」は空前のバンドブームとその終焉の渦中にいたロックバンドのギタリストが「自分だけにしか見えない“ロックの神様”」の啓示によって自分たちの音楽を追及していく…その苦悩と挫折と成長を描いた青春映画です![カチンコ](/_images_e/167.gif)
原作が刊行された1992年はまさに「イカ天」がブームで、インディーズバンドのメジャーデビューが相次ぎましたが、おそらく彼らバンドマンは皆、この作品の主人公のような苦悩を抱えていたんでしょうね。
デビュー前は「自分たちがやりたい音楽をやるんだ」という強い信念があったはずなのに、いつしか「売れる曲」が前提の商業音楽になってしまうわけで、理想と現実のギャップに苦しみながら曲作りをしなければいけなくなるから、バンドのアイデンティティーさえどこかに見失ってしまう…![がく〜(落胆した顔)](/_images_e/142.gif)
数々の啓示はボブ・ディランの曲の歌詞のようで、ある日突然目の前に現れたロックの神様がギタリストに与える言葉は自分がこれから歩みたい道の道標となりますが、やりたいことをやる、やり続けることって実はとっても難しいですよね。
でも、自己の表現欲求に対する真摯な姿勢で聴く人の心に訴えかけるボブ・ディランの歌が迷える青年に教えてくれました![ひらめき](/_images_e/151.gif)
「やらなきゃならないことをやるだけさ」
「だからうまくいくんだよ」
と![ぴかぴか(新しい)](/_images_e/150.gif)
自分が生きる道は自分が生きたいように生きるのがいい。
ロッカーにはロッカー流の生き方があるから、ロッカーの中島は自分の心に「自分は正直に生きてるぜ」と誓えるならそれでいいんです。でも、中島はロックに背くようにすぐにファンと関係を持ったりして、本来あるべきロック道からかけ離れていく。そのたびに彼は自分と向き合い、「本当のロックとは…?」と自問するんだよね。そのあたりが人間臭くていい。
ロックとは自分らしく生きること。
じゃあ、“自分”ってなんだ?って。
今の自分はどうだ?って。
田口トモロヲの初監督作品で、原作はみうらじゅんの伝説的なコミック、脚本は宮藤官九郎という面白いコラボレーション。
主演は元GOING STEADYのボーカル峯田和伸。
世界を動かしてるのは愛なんだぜ baby.
だから、本物の愛を見つけたら絶対に手放すなよ。
アイデンはティティと結ばれて「アイデンティティ」を見つけました![わーい(嬉しい顔)](/_images_e/140.gif)
ネットで借りてポストに返却するだけの宅配レンタル♪
![](https://www22.a8.net/svt/bgt?aid=150804404491&wid=001&eno=01&mid=s00000002316002015000&mc=1)
だからうまくいくんだよ
映画「アイデンティティ」より
![アイデンティティ](/cinemaholic/file/identity-thumbnail2.jpg)
「ボブ・ディランに憧れて…」
拝啓ボブ・ディラン様。
あなたがデビューしてから随分経ちますが、僕はあなたの音楽に出会えて本当に良かった。
あなたの音楽に出会って僕は“ロック”に目覚めたんですが、実はそのことを少し後悔したこともありました。
中産階級に生まれた僕は不良でも優等生でもなく、これまで普通に生きてきました。
だから、あなたのように旅に出る必然はなく、それが僕のロックに対するコンプレックスになったんです。
そんな僕が作る詩にはウソがある。
不幸なことに不幸なことがなかったから…。
でも、僕はこれから自分が本当に歌いたい歌を歌うことにします。
ロックとは自分がやりたいことをする…それでいいんですよね?
(by中島@ギタリスト)
映画「アイデン&ティティ」は空前のバンドブームとその終焉の渦中にいたロックバンドのギタリストが「自分だけにしか見えない“ロックの神様”」の啓示によって自分たちの音楽を追及していく…その苦悩と挫折と成長を描いた青春映画です
![カチンコ](/_images_e/167.gif)
原作が刊行された1992年はまさに「イカ天」がブームで、インディーズバンドのメジャーデビューが相次ぎましたが、おそらく彼らバンドマンは皆、この作品の主人公のような苦悩を抱えていたんでしょうね。
デビュー前は「自分たちがやりたい音楽をやるんだ」という強い信念があったはずなのに、いつしか「売れる曲」が前提の商業音楽になってしまうわけで、理想と現実のギャップに苦しみながら曲作りをしなければいけなくなるから、バンドのアイデンティティーさえどこかに見失ってしまう…
![がく〜(落胆した顔)](/_images_e/142.gif)
数々の啓示はボブ・ディランの曲の歌詞のようで、ある日突然目の前に現れたロックの神様がギタリストに与える言葉は自分がこれから歩みたい道の道標となりますが、やりたいことをやる、やり続けることって実はとっても難しいですよね。
でも、自己の表現欲求に対する真摯な姿勢で聴く人の心に訴えかけるボブ・ディランの歌が迷える青年に教えてくれました
![ひらめき](/_images_e/151.gif)
「やらなきゃならないことをやるだけさ」
「だからうまくいくんだよ」
と
![ぴかぴか(新しい)](/_images_e/150.gif)
自分が生きる道は自分が生きたいように生きるのがいい。
ロッカーにはロッカー流の生き方があるから、ロッカーの中島は自分の心に「自分は正直に生きてるぜ」と誓えるならそれでいいんです。でも、中島はロックに背くようにすぐにファンと関係を持ったりして、本来あるべきロック道からかけ離れていく。そのたびに彼は自分と向き合い、「本当のロックとは…?」と自問するんだよね。そのあたりが人間臭くていい。
ロックとは自分らしく生きること。
じゃあ、“自分”ってなんだ?って。
今の自分はどうだ?って。
田口トモロヲの初監督作品で、原作はみうらじゅんの伝説的なコミック、脚本は宮藤官九郎という面白いコラボレーション。
主演は元GOING STEADYのボーカル峯田和伸。
世界を動かしてるのは愛なんだぜ baby.
だから、本物の愛を見つけたら絶対に手放すなよ。
アイデンはティティと結ばれて「アイデンティティ」を見つけました
![わーい(嬉しい顔)](/_images_e/140.gif)
ネットで借りてポストに返却するだけの宅配レンタル♪
![](https://www17.a8.net/0.gif?a8mat=2HS9F8+84BUSY+HVC+BZVU9)
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