◆1:達成することを重視しすぎている
幸福を実現することに集中しすぎると、返って幸福から離れてしまう可能性があります。これはデンバー大学の研究からも明らかになっていることで、幸せになることに対してプレッシャーを感じている人はそうでない人に比べ日常的に孤独を感じやすいという調査結果が出ています。プレッシャーはストレスを引き起こし、幸福や健康に対して影響を与えることが理由です。
◆2:疲れるほどポジティブであること
明るい面を重視することは大切ですが、生活に落とし穴はつきものです。例えあなたがポジティブな性質を持ち続けるべきでも、そう努力することが逆にあなたを傷つけることもあります。良かれ悪しかれ、泣くことは外部からの引き金に対する感情的な反応です。精神的な健康も肉体的な健康も人間にとって重要なものですが、感情を抑圧することでそれらを危険にさらす可能性があります。時にはポジティブさを捨てることも必要。
◆3:シェアしすぎ
「幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合った時だ」とクリストファー・マッカンドレスは言いましたが、デジタル化が進んだ近年においてはちょっと違います。例えそれがハッピーな投稿であっても、FacebookなどSNSでシェアしすぎることは恋愛関係において不和を生じさせることがカンザス大学の研究やバーミンガム大学の研究から明らかになっており、恋人の一方が互いが一緒にいない時の写真をアップしたり、仲のいい友人が自分以外の友人との写真をアップしたりしていると、2人の信頼関係がダメージを受けるそうです。誰かと自分との情報をシェアしすぎることは残りの人との関係を特別でないものにするので注意しましょう。
◆4:いつでもスマートフォンやFacebookを触っている
by Life Mental Health
人との繋がりは幸せのカギですが、それがFacebook越しになると、あなたは傷つくことがあるかもしれません。ミシガン大学の調査によると、FacebookやSNSの使用はポジティブさや幸福感を減少させるということが分かっています。調査によると、Facebookに多く時間を割いている人ほど疲れきっており、最もニュースフィードに時間を割いているユーザーたちは生活に対する満足感を持っていなかったとのこと。絶えず誰かと繋がり続けることはあなたの幸福を妨げます。また、スマートフォンに時間を割いているがために、生活の重要な瞬間を逃してしまうこともあります。スマートフォンの電源を落とさないと、あなたは満足感や生産性を失うサイクルを自ら作ってしまう可能性があるのです。
◆5:すべてをやり切ろうとする
仕事や社会活動・用事・学校行事など、すべてを行うことが達成であるとあなたは考えるかもしれません。しかし、実際のところそれは達成とは全く反対のことなのです。すべてを行おうとすると幸せな気分はすぐに落ち込みます。特に女性の場合にこのことが言え、2011年に発表された研究によると、「スーパーママ」になろうとする女性は自分にプレッシャーをかけ鬱になるリスクが高く、仕事や家庭のバランスについて現実的なビジョンを持っている女性は幸福感がかなり高かったとのこと。これについてバーナード大学の校長Debora Sparさんは「あなたは全てを行うことはできません。しかしあなたにとって重要なことは行うことができます」と語りました。
◆6:過去を思い出していない
過去のことばかり考えて過ごすのは幸福のカギではありませんが、過去を懐かしむことはあなたを正しい方向に導くはずです。ノスタルジアと感情に関する2012年の研究では、過去に思いをはせる時、人は生理学的な心地よさを強く感じるということが報告されています。心温まる思い出は過去の経験と現在との関連づけやすくします。ノスタルジアは肉体的にも人を暖め、あなたを幸せにするのです。
◆7:動いていないこと
by Rachel Carter
精神的にも肉体的にも健康的な生活が幸福を作りだすことは秘密でも何でもありません。しかし、実際に実践している人はほとんどいないのが現実。ウォーキングはあなたをマインドフルにし、クリエイティビティを上げ、ビタミンの生成にも役立ちます。足を動かしエンドルフィンを放出させ少しの間幸福を味わって下さい。
◆8:変化に抵抗する
by Tambako The Jaguar
あなたのキャリアや今の環境がちょうどあなたの望む形である時、あなたは完璧な生活が変化しないで欲しい……と望むかもしれません。しかし変化に対してちゅうちょすることは不幸に帰着する場合があります。選択に関する心理学の研究によると、人の脳は生まれつき喪失を避けようとするのですが、喪失に対して抵抗することはストレスを生み出すとのこと。あなたが今の生活に満足しているからといって、それは変化に対する抵抗の理由にはなりません。それが未知に対する恐れであっても持っているものを失うことに対する恐れであっても、今プレッシャーを負うことは未来の生活の満足感を損なわせる場合があります。
◆9:マインドフルでないこと
瞑想(めいそう)と幸福のつながりについては数多くの研究が存在します。UCLAの研究によるとマインドフルネスのために時間を取っておくことは積極的な気分を増加させ、あなたを聡明にします。瞑想を実践することは身体的には脳を再配線し、心の知能を高め、情報の記憶力を速くするするとのこと。マインドフルネス瞑想法はあなたの体をリラックスさせ、感謝に対する心構えを養い、あなたのストレスレベルを下げるという、幸福を維持するのに不可欠な要素を満たしてくれるのです。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image