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美容関係他色々な情報を集めるのが趣味で 色々な体験談から、聞いたお話。 役立ちポイントなどをまとめています。
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2016年01月26日

実態ってこんな感じ



1週間ぶりに介護の仕事に行くと、たった1週間の間にも、
入居者さんには変化が生じていたりします。

・おなくなりになっているひと。
・入院してしまったひと。
・退院してきた人。
・ADL低下のため、対応が変わった人。
・重病が発覚したㇼ、余命宣告を受けてしまった人。
・新しい入居者さんや居室移動してこられた方。などなど。

特に私の持ち場である新館3階は誰もが認める
「一番大変なフロア」です。

正職員さんも「ここが一番きついよね」と、
3階新館夜勤になった職員さんは嘆いています。


前にも書いたかもしれませんが、今のホームは
1夜勤に4人の夜勤者がいます。

ナースは1人ですので、合わせると5人いることになります。

新館に正職員の夜勤者1人と私のような夜勤専門パート1人。

本館にも同様2人が勤務しています。

ですが、最も大変なのはこの新館の3階です。

どうしてここが一番大変なのかというと・・
簡単に言ってしまえば、介助しなくてはならない人が
一番多いからでしょう。

認知フロアということもありますし、それに加えて
自分ひとりでは歩いてトイレにも行けない人たちの数が
多いからです。

身体的には一応自立に見える人であっても、
認知症の進み方により、トイレ介助やお着がえの介助が
必要になったりします。

そういう方がたが一度でも転倒して怪我をしてしまうと
そのままおむつになってしまう場合もあります。

なので、日に日に大変になることはあっても決して
楽になるということはありません。

身体的にあまり手がかからないひとであっても、
徘徊してそこらへんで寝てしまったり、人の部屋に
入ろうとしたり、どこにでも放尿したり・・と、
手はかかります。

全介助での移乗が必要な人も9人と多く、
移乗するのに一部介助が必要な人は6人います。

一部介助のひとはほぼトイレ介助や更衣の介助も
必要なので、朝のモーニングケアが必要な人は、
15人いることになります。

以前、夜勤専門で働いていたホームの一番大変だった
1階とほとんど同じですね(^^;

今のホームで夜勤の仕事を行うようになってから、
いつも「どっちが大変か?」ということを自分なりに
考えていたのですが、要介助の人の数はほぼ同じなので、
忙しさや肉体労働的にはどっちも同じくらい大変だと
思いました。

ただ、今のほうが「楽?」に感じる部分もありますし、
今のほうが「大変」に思う部分もありますので、
単純に比較することはできないのですが。

今のホームの「ここは楽だな」と思う部分として、

・1夜勤の時間が8時間と短いこと。
・2階フロアの大変な人の体位交換や排せつケアは
2人介助で行うことができること。
・今のところ片麻痺の方はいない。
・1時間の休憩時間がしっかり確保できること。
・見守りの時間はステーション内のモニター観察にて
行うことができるので、座っていられる時間があること。
・正職員さんによっては朝の起床介助を少し手伝ってくれるので、
助かること。
・服薬介助や血圧・サチュレーション(Spo2」を計測すること
など行うことはない。(ナースがいるので)
・緊急搬送や夜間に起きる異常事態に自分が対応する必要がない。
(正職員&ナースがいるので)

こういった面は「楽だなぁ」と思ったりします。(*^-^*)

逆にここのほうが「大変」だと思う部分としては、
・(当たり前のことなのですが)入居者さんはみな
寝着に着替えて寝ているので、日常着に着せ替え
させなければならないこと。

これを15人分、1人で行うのはかなり大変です。

これをしている時間帯に起きてピッチを鳴らす
方も出てくるので、ピッチ対応しながらの仕事に
なることも多く、大変だな・・と思う瞬間です。

ある意味、以前いたホームの「ずさんさ」がわかりますが、
逆にいえば、以前のホームはそれだけナイトケアをしっかり
行えるだけの人手もいなかったのかもしれないです。

以前いたホームでは、夜勤者が入居者さんを
着せ替えさせるのは、主に失禁されたときくらい
でしたからね。(^^;

朝の起床介助時に更衣の介助をしたことはほとんど
ありませんでした。

あったとしても、14人も要介助者がいた割には、
2人くらいだったように記憶しています。

みんなパジャマではないもので寝ていましたもんね。

しかし・・こうして箇条書きで書いてみると、
同じ「大変」でも今のほうが楽なのかもしれないです。

前にいた有料老人ホームでの夜勤の仕事は、やっぱり
きつかったな・・と痛感しています。

今のほうが「楽」に思える点があんなにあるということは、
以前のところはそれ全部、逆だったということですから。

つまり・・
1夜勤17時間拘束だったこと。
休憩時間2時間と謳ってはいても実際にはコール対応で
追われてしまい、まともに取ることはできなかったし。

基本的にはどんな介助も自分ひとりで行っていましたし、
片麻痺の方は6人いましたし、みんな大きくて重たかったし。

見守りは1夜勤中、3回は実際に行ってこないと
なりませんでしたし。

夜間常駐ナースはいなかったため、緊急時の
対応はワーカーがしなくてはなりませんでしたし。

血圧やサーチもほぼ数人・・多いときは7人くらい、
定時には行わなければならなかったし。

今の方の夜勤専門パートは、同じフロアにある
食堂に起こして誘導して来れば、それで仕事は終わり。

何もアクシデントがない限り、7時には帰ることが
できます。

昨日は、本館から移動してきた入居者さんが、ひどい
便失禁で、その介助と始末で7:30になってしまいましたが。

週1の夜勤専門なら、行くときの「家にいたいな」という
葛藤さえ克服すれば、続けることはできると思います。

普段、フルタイムで昼間勤務している私にとって、
週末の土日は友達と遊んだり、家のことをしたり、
大好きなことを思いっきりできる貴重な時間です。

それの一部を削って、しかもこれからのんびりしたいと
思う夜の21時に家を出るというのは、毎回、
「行きたくないな・・やめちゃおうかな」という
誘惑にかられます。

一番つらいのはそこかもしれないです。

しかし・・行ってしまえばもうあとは仕事をするしか
ありませんので、何とかなります。

しかも、8時間勤務だし、前よりも今のほうが楽だと
思いめぐらすことにより、頑張ることができています。

細かいことを言えば今のところでも不満は出てくるし、
トランス移乗で、怖いな・・不安だな・・と感じることも
ありますが。

「まぁ・・どこもこんなもんでしょ」と思うことにしています。

在宅介護でも施設介護でも思うのは、
「一人で何でもやらなければならないと思うと嫌になる」
ということです。

在宅介護であれば、介護をしている家族の方は、
協力し合うことが大切ですし、介護者にいつも感謝し、
思いやりを示し、適度な休息を与えてあげなければ
介護者はつらくなって来ると思います。

施設で働くワーカーも同様で、大変なフロアを
まかされたワーカー1人になんでも押し付けるのではなく、
「手伝うね」という協力的な態度は絶対に必要だと
おもいます。

「あなたの仕事なんだから」という態度こそが、
介護職離れを引き起こすのではないかと思ったりします。

確かに同じ時間、それぞれに持ち場がありますから、
人のことをお手伝いするのは、「甘やかし」だとか、
「自分も大変なんだから」と思うかもしれません。

でも、ちょっとでいいんです。

起床時にたった1人を起こしてくれるだけでも違います。

ゴミ捨てをやってくれるだけでも助かるんです。

トランス移乗の時、不安に思った時には体を
支えてくれるだけでもいい。

そんな「小さなお手伝い」がワーカーにとっては
とてもありがたいのだということを、仲間がわかってくれて
いるだけで、続けられるものなんです。

今のホームでは比較的そういう感じの職員さんが多いです。

「3階はきついよね」

そういって朝、少しでも起床介助してくれると
ほんとに心から「ありがとうございます。助かりました」
と感謝の言葉が出てくるのです。

ひとりで行うと大変なことも2人で行えばそれほど
大変に思わなくて済むことって多いですから。

事情が許す限り、みんなが助け合っていくことが
介護の仕事を続ける上で大切なのかな・・って思います。
posted by charme888 at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 就職
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