鯉と蛇と日常とか

2009/12/07 カープの転機

ついに干支１周を果たしたＢクラス滞在期間・・・
結果だけを見れば低迷？停滞？弱小？というような
暗い言葉ばかりでしか表現できない状態が続いています。
育成のカープと言われて久しいですが、現状を見てみると
育成など出来ていないのが現実です。

マエケンなどは育成というよりは、「持っているモノが違う」タイプでしょう。

来季より指揮を執る野村謙二郎新監督は至る所で、
「来季は優勝を目指す」と公言して回っています。

ただ、高い意識を持って望めば良い結果が出るのか？というわけではないですよね。
今年のドラフトに成功したとは言え、まだまだ未知数な状態ですし
起爆剤となりうる即戦力の獲得が急務となります。

そんな中、本記事のタイトルにもしたのですが、カープに転機が訪れようとしています。
そう、「ＦＡ選手の獲得解禁」です。

ただ、高額なマネーゲームに参戦するのではなく、
ＦＡランクがＣの選手に限って獲得に動くというらしいです。

ＦＡランクとは（私の造語です）、
各球団ごとに選手を年俸順にＡ・Ｂ・Ｃにランク付けしたものです。
Ａ（年俸上位３人）
Ｂ（同４～１０位）
Ｃ（同１１位以下）
Ａ・ＢがＦＡ宣言をすれば、金銭や人的補償が必要となるが、
Ｃに関しては保証が一切不要となります。

つまり無償トレードの様なものですね＾＾
年俸も４千万～７千万円くらいに納める事ができるのが特徴です。

今季も日ハムからＦＡ宣言した藤井投手（Ｃランク）に触手を伸ばした様ですが
藤井選手の在京志望意志の強さに断念したとかしないとか。

そして、円高を追い風に外国人貯金を始めているらしいです。
（シュルツなどの年俸がかなり安く見えたのは円高の影響もあったんですね！）

今季はマーティ・ブラウンの意向とは裏腹に、
フロントがスコット・シーボルとの契約を延長したり
アンディ・フィリップスとの契約打ち切りなど、フロントの無能感は否めないです。。
ここに来てやっとフロントも重い腰を上げたというか、
新球場が完成を迎え、他に手を回せるようになったのか解りませんが、
来季は野村謙二郎監督の力量を見極め、
次のシーズンでは足りない部分（補強という意味で）をフロントが
最大限にフォローしてあげて欲しいですね＾＾

蛇足ですが、来季終了後に本当に黒田は戻ってくるんですかね！？

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