南国メナドの島暮らし　「セレベスの海だより」

今日から始まりました、オープンウォーターコース！今回の生徒さんは、フランスの方とインドネシアの方。チャチャの反対側にあるポイントでのスキル練習を予定してたのですが、南風による波のため、チャチャ前に変更しての水中実習！ビーチで器材のセッティングを行い、いざ水の中へ！んが、流れがあって水底に止まれない・・・。苦笑　ということで、水中散歩＆水面のスキルで、終了・・・。その分、知識の勉強をしましたー。

そうそう、今回のインドネシア人の生徒さん（リコさん）、ラフとレイコさんが行っている、「マタ・ビル」というプロジェクトを手伝っている方なんです。「マタ・ビル」＝「目・青」という意味のインドネシア後で、私たちの海をしっかりとした目で守っていこうという思いが込められています。そこで、「マタ・ビル」は何をしている、何をしようとしてるのか！まずは、ゴミ問題。以前、このブログでも紹介した、村でのゴミの焼却炉の設置、海に浮かんでいるゴミを集めるボート作り、村の子供たちへの教育などに取り組んでいます。

リコさんの仕事は絵描き。去年のある日、突然チャチャに絵を持って現れ、それがきっかけで、ラフ＆レイコさんとの交流が始まった訳です。今、彼が「マタ・ビル」で取り組んでいるのは、子供たちへの教育、大切なことをしってもらうための、コミックを書いているんです。海にゴミを捨てない、手を洗おう・・・などなど、可愛らしい魚の絵などで、楽しんでもらいながら知ってもらおう！という目的。しかも塗り絵もできる！これなら子供たちも興味をもって読んでくれますよね。

彼の絵もとても素敵なんですよ。後日紹介するので楽しみにしていてくださいね。そうそう、空港でゲストをピックアップするときに使う、ホワイトボード（ゲストの名前を書いてあるやつです）も、彼が新しく作ってくれました。チャチャ・フィッシュが可愛い！

彼がダイバーになったら、もっとじっくり魚を観察できるようになるし、水中のエナジーみたいなものを感じて、また違った作品ができるんじゃないかなーと思います。

by junko