南国メナドの島暮らし　「セレベスの海だより」

メナド、というかインドネシア全土でも古着は大変な人気。よく日本人ネームの入った学校のユニフォームや作業服なんかを着ているローカルを見かけます。人気…といっても非常に実用的な意味で。

メナドでは港付近や、パサール４５（市場４５）でそういった古着のたたき売りが毎日威勢の良い兄ちゃんたちによって売りさばかれていて、カーテンからブラジャー、靴下に至るまで驚くべきほど本格的なリサイクルをしているので、実はここは古着発祥の地ではないかと思ってしまうほど。

そんな事情を知ってか知らぬか、リピーターゲストのかおりさんが、今回古着（といってもあまり古くないものばかり）をシンガポールから大量に持参していただいたので、うちのスタッフにそれぞれ分配。

おそらくあまり着慣れないYシャツやワンピースといい、もらったほうの反応もさまざまなのですが、特に上下のスーツなどはスタッフには大ウケの材料に。おふざけ好きなスタッフが着込んでサングラスとハイヒール着用、大げさにポーズをとるだけで、まわりのスタッフはもう床をたたいて笑い転げている始末。
”箸が転がっても笑える年頃”の若者とはいえ、普通ここまでウケんでしょうが？！　

教会にはドレスを着ていくような習慣がある彼らにも、スーツはそんなに珍しいのかな？

よくわからんけど、つられて大笑いした「ザ・リサイクル、雨季の祭典」となりました。