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しのちゃん
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2008年01月30日
不思議な女性の声
 少し話はさかのぼります。  まだロンドンに来て間もないときの事です。私はあるスーパーに買い物に来ていました。もう外は薄暗かったです。  一寸スーパーの中でボーっとしてたんです。どうしてボーっとしてたのか、一寸体調も良くなかったのですが、どこからか“ボーっとしてていいの?”って言う声が聞えたんです。  私はハッとしました。ボーっとしていてはいけない。でもやっぱり外に出るとフラリフラリした感じで、カバンにも全く気をとめてなかったんです。  ダブルデッカーで家まで帰っている途中、チケットを調べる男性が来ました。私は2階に乗っていたのですが、財布をカバンから出そうと思い、かばんの中を見るとチャックが全開になったいました。“いっいつ全開に・・・”その隣にイギリス人らしき女性が異様に私の近くに座っていたんです。“この女だ!”とっさに私は思い階段を降りて、チケットを調べる男性に言ったんです。「カバンを盗まれました!」しかしその男性は全く聞き耳をもってませんでした。  すると下に載っていた大柄な黒人女性が「あなた財布を持っていたのは確かなの?」って言うんです。私は「確かです。隣の女性が怪しいんです。」証拠もないのに言ってしまいました。  「じゃあ一緒に行ってあげる」二人でまた二階にあがり、怪しい女性のところに行き「すいません、あなたのかばんの中を見せてください。」って私が言うと「あんた、今何言てるのかわかってんの!」って大声を出して怒鳴りだしました。「はい、わかってます。」そして彼女は席を立ち「どこにあるのよ」っと自分の体を触り、カバンから全部荷物を出したんです。  “やっぱりなかった・・・”でも物凄く怪しい行動をとったのはこの人です。ここで謝れば総て私に否があるようになる。だから絶対に謝りませんでした。  下に再び降りるとイギリス人男性が「僕の知り合いに警察がいるから電話してあげる」って自分の携帯を持ち出し、警察に電話してくれたんです。それから30分ほど私はバスを止めてしまい、多大なご迷惑を乗客の方々にしたというわけです。  そして私は警察の車で家まで送ってもらいました。  そしてまた別の日のダブルデッカーでの出来事です。私はぶらりとオックスフォードストリートを歩いていました。カードばかりを売っているお店に入り地下に行くため階段を下りたその時、足をズルっと滑らせて転びそうになったのです。その時“何かがまた起こるかも”って思ったんです。その後、立ち上がり更に階段を降りろうとした瞬間女性の声で“シノブ”って呼ばれたんです。その後母の声に似た女性からも呼ばれました。  その後家に帰る途中バスに乗ろうとした瞬間黒人の男が、私のカバンに手を入れたんです。それと同時に私は男の手をグッと掴みました。“絶対に離さない”するとその男がカバンから手を離し、チケットを見に来る男性に言ったんです。「このバスは○○行きか?」「いや、違う」そしてその男は何事もなくバスから降りました。  私の足は膝ががくがくしてバスの階段を上がることができませんでした。もし財布が私の脇の後ろにあれば私の財布は完全に盗まれていたでしょう。  あの女性の声に助けられたんです。

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