2008年01月27日
3度目の渡英
3度目の渡英はどうしても仕事がしたかったんです。でも仕事と言ってもワークパーミットを取るのはほとんど不可能です。もうスチューデントビザで仕事をするしかなかったです。
もう3度目ということもあり、少し出発前は油断して、ダラダラとした日々を送っていました。
出発当日まで荷物の整理をしてバタバタと日本を出発。このバタバタが結果的にこの後の私の不運なのか試練と言うものなのかを招いたと今でも思います。
イギリスに到着したときは毎回の様に初めて入国審査を受けた時の事を思い出します。またしつこく質問されるのではないか、そう思うようになっていました。
その時の入国審査はあまりにもあっさりでした。3分くらいで終わったような気がします。
初めにロンドンでホームステイをしました。そこの夫婦はアイルランド人でアイリッシュ・アクセントが強かったです。
私の部屋は広くて綺麗だったのですが、夜になると小さな穴からねずみが出たり入ったりするんです。初めは変な音がしているけれど、気にしてませんでした。ある日チューチューと言う声が聞えたんです。“ね、ねずみぃ”怖くてどこから出入りしているのか探しました。出入り口は部屋の隅に下から上へ繋がる細長いパイプがあったのですが、それが天井まで繋がっていました。その下のパイプの穴からねずみが出入りしてんです。気持ち悪くて直ぐに奥さんに言ったんですが、「ねずみがいるの?!前は猫をかってたからいなかったんだけど、家の前で車に引かれてねぇ」
もうどうする事もできなかったので、紙でその穴を塞いでその部屋を去るまで我慢しました。
一ヶ月間ホームステイに滞在して最後の一週間で、フラットを探し始めました。