アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog
Profile

しのちゃん
リンク集

広告

posted by fanblog
2008年01月22日
イギリス青年との出会い
 毎週木曜日の夜私は教会に行きました。それはまだ行き始めて2回目の時です。私は教会の中にあるステージに座っていました。一人で足をぶらぶらさせて。遠くの方で、女性とイギリス人のまだ20歳前後の青年2人が私を見ながら話していたのです。なんだろうかと私もその方向を向いていると、その青年が私の方へやって来ました。  彼はケンブリッジ大学の学生で、エンジニアの勉強をし数学が得意で好きだと言っていました。私は数学が大嫌いです。「教会まで自転車で15分かかるんだ」そう話ている彼の頬は赤くてまるでフランス人形のようでした。後でこの青年とは手紙のやり取りをする仲になったのですが、彼の苗字はフランスから来たと言うことで、結局フランス人の血が入っていたので私は正解です。  毎週来る彼の声を掛けようか掛けまいかという態度に私はいつも嫌な気分でした。私から声を掛けるのは好きではないので、何も話さずにお別れする事もありました。  ケンブリッジ生活も少し慣れて来た時に、私は週末ロンドンに遊びに行く事にしたんです。まだロックサーカスという蝋人形で作られた有名ロッカーが沢山展示されている所に行った事が無かったので、そこに行く事にしました。  チケットを買って入り口に入ると直ぐクィーンのフレディー・マーキュリーの蝋人形と写真を撮らなくてはいけない設定になっていて、私の前の人達が撮り終わるとイギリス人の若い男の人が日本語で「次はあなただよ、ここに来て」と言うんです。その人、物凄く日本語が上手で目をつぶったら日本人と思うほどでした。「笑ってぇー」「えー撮りたくないんです」と言うと「買わなくて良いから」と言われしぶしぶ写真を撮りました。その時どうもこの男の人が帰りの出口で待ってるように思えたんです。直感で・・・。  帰り際、案の定勘は当たりました。「留学してるの?英語教えようか?わからないところがあったら言って」「言葉の最後に“ですねー”って言うねーがわかりまません。」とか意味のわからない会話をしていると、勝手に名前と電話番号を書いたメモを渡され「電話して、僕も電話するから」  その時は、結構いい加減に対応してその場を去りました。どーも苦手なタイプだったんで。ウインク

この記事のURL

×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。