2008年02月03日
プライベートレッスン
まず初めに私は紅茶を勉強する前にプライベートレッスンで英語の勉強をしました。
私が行ったのは、オックスフォードの近くにある田舎でワトリングトン(この発音がかなり難しくOKを出してもらえたのは何度も練習した後です。)と言うところでした。
滞在は3週間、先生と一日中一緒です。先生はイギリス人女性で、一人暮らしでした。息子が2人いるのですが、兄はニューヨークで働いて、弟はロンドンで芸術家として働いていました。私はその弟の部屋を借りる事になりました。
到着後直ぐにクローゼットを開け服を入れようとした時、異常に大きな靴が何足かあり、その大きさに吐き気を覚えました。あまりにも大きすぎて気分が悪くなったのです。物凄い大きいのです。足から身長を推測したら190cmはあると思いました。大きすぎて気持ちが悪かったです。
先生はとってもゆっくり話す人でした。歳は53歳だと紹介された代理店の方が言っていました。
先生の旦那さんはドイツ人だったのですが、離婚してイギリスに戻ってプライベートレッスンをして外国人に英語を教えていたのです。
たまに「ハァー」って言う大きなため息をつく事があり、それを聞くたび「私の英語がひどいから?!」なんて思ってましたが、それは違ったようです。
いろんな所に一緒に遊びに行きました。一度イギリス人だけの音楽会に招待されイギリス人しかいないパーティーに行きました。“あーイギリス人ばかりだ”なんて思っていましたが、私自身は自分が見えないので“私はアジア人なんだろうなー”なんてわけのわからない事を食事をしながら考えてました。
最後の日、あの大きな足の息子が来たのです。
やっぱり大きかった。190cm近くありました。
先生とその息子はロンドンへ行く私を見送りにバス停で一緒にバスが来るのを待っていてくれました。
歳をとったからなのでしょうか、何か新鮮さがなかったんです。私が初めて行ったイギリスの様な感激がなかったんです。まるで日本にいるかのようでした。ただ人が外国人なだけで私は日本にいるんじゃないかってくらい。なんの新鮮さも感激も無かったのです。
ただ田舎はとても空気が綺麗でのんびりとしていて、やっぱり人も温かかったです。