2008年02月02日
ホームシック
8月の下旬、私の姉が一週間私を訪ねに遊びに来ました。
毎日働いていたのと、ロンドンに住んでいたと言うことで、すっかり観光をすると言う事を忘れていました。
久しぶりにロンドンから出たのです。電車でウィンザー城やバースに行きました。
バースに行った時、ホテルのオーナーの一寸Mr ビーンに似ているイギリス人男性が私たちが姉妹だって言わなかったら友達同士だと帰りの日まで思っていたようです。
一週間はあっという間でした。久しぶりに観光をして、気分もリフレッシュされたかと思いきや・・・。
帰りの空港で姉と別れるとき、直ぐなく姉がやっぱり泣き始めたんです。「もう帰っておいで」って姉が言うと、私は「もう一寸したら帰るわ」って言いました。でももらいなきして一緒に泣いてお別れしました。
その後、精神的に沈むようになってました。
もうカフェに復帰したときは既に日本が恋しかったんです。
それから私はアナンダさんに注意を受けるようになりました。ほとんど失敗がなく怒られた事のなかった私が。
「しのぶさんホームシックになったんじゃないの?!」アナンダさんが私をしかっているときそう言ったんです。
もう既にそこで働けないくらいホームシックを感じていました。
ある日、フラットに居る時ずっと考えました。もうあのカフェで働く意欲が無い。本当はアナンダさんが賢くて、一日で言う事がコロコロ変わる性格ではなければ、私はワークパーミットを取得して正式にイギリスで働くことができたんです。
アナンダさんが一度「ここでずっと働いても良いんだ」って言った事があります。それはワークパーミットの意味だったと思います。
でも結構いろいろとややこしい手続きや審査があるのでそういう事を考えたり、自分の店をのっとられると思ったのではないでしょうか、この人の事だから・・・。
結局私は何も言わずにそこを辞めました。いろいろとその時の原因はありますが、多分数々の無礼なアナンダ発言で許せない事があったのも大きな原因の一つだと思います。
私がやめた後U子が、制服として使っていたズボンを持ってきてくれました。
彼女ももう既にそこを辞めてロンドンから出ていました。