「XG27VQ」の概要と特長
❶曲率1800Rパネルを採用し最高の没入感を味わえる
❷VAパネルを採用しているのでシーンの明暗のメリハリがあり3,000:1の高いコントラスト比を実現。
❸1秒間に144Hzと高速にグラフィックを描画するので60Hzで味わえなかった滑らかな映像をご堪能ください
❹背面のライティングと天板に浮かぶロゴが幻想的なゲーム空間に引き込まれる。
❺ASUS独自の「Extreme Low Motion Blur」および「Adaptive-Sync(AMD FreeSync)」テクノロジーで画面からモーションブラーとティアリングを除去
過去レビュー
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「XG27VQ」とはどんな魅力があるのか?
単に背面のライティングが派手だけでなく採用している液晶パネルが「黒表現」を得意とする「VAパネル」であること。
フレームレートが144Hzで駆動する湾曲フルHDの27インチ「VAパネル」のゲーミングモニターってありそうでなかったフラッグシップモデルです。
「描画スピード」、「画質」、「ガンマ機能」など惜しみなく備えたハイパフォーマンスモニターです。
また「VAパネル」でありながら遅延が少ないです。
そもそも「パネル」は3種類あります
「TNパネル」は高速描画に優れますが弱点として画面が白くなり視野角も3種類のパネルの中で一番狭いです。
「IPSパネル」は発色が3種類の中で一番優れてますが「黒表現」が苦手です。
黒なのにバックライトが透かしてしまい、ややグレーに発色してしまう。
だが最近は「高額なIPSパネル」ならでは「直下型LED」を採用しているので点光源で照らし「黒の部分」は点灯させないので「黒表現」の弱点を克服しました。
「VAパネル」は「TNパネル」と「IPSパネル」の中間をとった「バランス良いパネル」といえるでしょう。
決して「良いところ取り」ではないので店頭にて、ご確認をおススメします。
開封の儀
クイックスタートガイド、保証書、LEDロゴライトカバーが入っております。
外観
インターフェース(HDMI 1.4, DVI-D(Dual Link), DisplayPort 1.2、ヘッドホン出力端子: 3.5mmステレオミニジャック)
簡単に「XG27VQ」をチェックする。
この「XG27VQ」はパネル表面曲率:1800Rですが、明らかに湾曲しております。
今まで平面パネルをご使用の方は、かなり違和感があると思います。
「ゲーム用」と割り切れば、むしろ快適になるでしょう。
次に足回りを見てみる。
かなり小さくなっておりますが同じくASUS社ウルトラワイド34インチモニター「PG348Q」のスタンドと比較してみる。
モニターとスタンドを組み立てる。
まず「赤印」はLED部分になります。
モニターにACアダプターとHDMIケーブルを接続してみる。
スタンドにはケーブルを通すトンネルがあるのでケーブルを通してみる。
コンセントを接続すると、いきなりデフォルト設定で「ロゴ」が天板に浮かび「リング」が回転するように色を変えながら点灯します。
これはイイ!! 惚れてしまうくらい綺麗です。
これの為に購入してしまうのも仕方ない。
実際に使ってみる
背面の「赤」コントローラーを使って設定してみる。
簡単に設定内容をご紹介します。
設定の1つである「AuraRGB」を使って背面のライティングを調整してみる。
付属ソフトもありますがモニター単体で設定できるのでとても便利です。
実際にゲームをしてみる
用意するゲームは「WarFrame」です。
この「WarFrame」は超美麗グラフィックでありながらフレームレートも高くド派手なアクションで爽快感抜群のゲームです。
早速、モニターの性能を検証してみる。
まず設定画面で「1920×1080」で144Hzに設定する。
ステーション内です。
「赤枠」を拡大してみる。
「VAパネル」の強みというよりも「XG27VQ」が「黒表現」の階調レベルが格段と進化しました。
ゲーム画面の様子
全体的に黒が締まっております。
フレームレートが「144Hz」と驚異的なスピードで迫力満点!!
更に発色が素晴らしく綺麗で立体感が出ております!
カメラを画面に近づけてドアップしてみる。
ここで視野角を確認してみる。
視野角もかなり優秀です。
発色とコントラストが崩壊せず、しっかり捉えてます。
さすが65000円の最高峰フルHDモニターの実力でしょう!
使ってみた感想
以前にレビューした31.5インチ「大型とスピード」をウリとした
VA326H
とは違い「画質と描画スピード」の両立を惜しみなく備えたハイパフォーマンスモデルといえるでしょう。また背面のRGBライティングが幻想的なゲーム空間を演出するのでハイテンションにゲームが楽しめるモニターです。
ガンマ機能「1.8」、「2.2」、「2.5」を備えております。
細かな設定が行えるので「こだわり派」には納得できる画質設定が可能です。
お値段は65000円もするので安価な4Kよりもクォリティーは高いと思います。
残念な点、注意する点
❶AMD社「Free-SYNC」を採用している為、NVIDIA社「G-SYNC」は対応してません。
❷「Aura」ユーティリテイーが使用できません。
❸背面のコントローラーが直感的に使いづらいです。
手探りで操作すると「電源オフ」にしてしまいます。
❹曲率が1800Rもあるので、デザインや写真編集には向いてない。
総評
この「XG27VQ」は完全に「ゲーム専用」と割り切って購入したほうが良いでしょう。
他社メーカーでも「フルHD」、「144Hz」、「VAパネル」、「湾曲」、「27インチ」というスタイルは順次、発売されていますが、その中で「XG27VQ」は外見と性能は群を抜いているでしょう。
そこは「自己満足」になりますが所有の喜びがある魅力的な商品です。
ゲーマーならでは「カタチ」から入ってはいかがですか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
もしも、お時間がございましたら、お立ち寄りいただければ幸いです。
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主な仕様
パネルサイズ:ワイド 27型 16:9
広色域対応:72%(NTSC比)
パネル種類: VA
最大解像度:1,920×1,080ドット
Display Viewing Area(HxV) : 595.303 x 336.312 mm
画素ピッチ:0.311mm
最大輝度:300 cd/u
表面仕様:ノングレア
コントラスト比:3000:1
コントラスト比(ASCRオフ時):100000000:1
視野角:水平178°、垂直178°
応答速度:4ms (Gray to Gray)
最大表示色:約1677万色
フリッカーフリー技術搭載
パネル表面曲率:1800R
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当機のイヤホンは普通に聴こえますが背面の「HDMI入力」が認識しなくなりました。
背面のインターフェイスの接触が少し弱いかもしれません。
最近のASUSのモニターは個体差が目立つ印象があります。
例えばドット欠けや信号を読み取らずスタンバイになるといった不具合はよくあります。
一度、修理依頼をしてはいかがでしょうか?
どうぞ宜しくお願い致します。