価格は151,518円(税込)です。
スペックを見てみます。
GPU | RTX 4070 Ti | RTX 3090 | RTX 3070 Ti | RTX 2080 Ti |
コア数 | 7680 | 10496 | 6144 | 4352 |
ベースクロック | 2310 MHz | 1400 MHz | 1580 MHz | 1350 MHz |
ブーストクロック | 2610 MHz | 1700 MHz | 1770 MHz | 1545 MHz |
メモリ | 12GB | 24 GB | 8GB | 11GB |
メモリ種類 | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6X | GDDR6 |
バス幅 | 192-bit | 384-bit | 256-bit | 352-bit |
メモリ帯域幅 | 504 GB/S | 936 GB/S | 608 GB/S | 616 GB/S |
TDP | 285 W | 350 W | 290 W | 250 W |
「RTX 4070 Ti」の「クロック数」は、「Ampere世代」の「RTX 3090」などと比べて大幅にスペックアップしています。
「ビデオメモリ」は「12GB」であり、近年の4Kゲーム事情ではやや不足する可能性があります。
「ビデオメモリ」以外の「バス幅」や「帯域幅」も競合するAMD「RADEON」と比較するとやや狭いと感じられるかもしれません。
「FHD」「WQHD」環境では十分な性能を発揮することができます。
後ほどベンチマークを見てみます。
1.「RTX4070Ti」とは・・・
2.「小さくて「4K」も快適!
3.開封の儀
4.外観
5. 「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」をチェックする
6. 「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」のスコア検証
7.使ってみた感想
8.良かったところ
9.残念な点、注意する点
10.総評
11.主な仕様
12.関連商品
13.トレンドアイテム
14.お時間があれば、こちらも目を通して戴けると幸いでございます
「RTX4070Ti」とは・・・
「RTX4070Ti」とは・・・
「RTX 4080」として最初に発表されましたが、ユーザーからの反発を受けて急遽「RTX 4070 Ti」に改名される出来事がありました。
そして、この「RTX 4070 Ti」は1月に正式に発売されました。
今回、「RTX 4070 Ti」が「12V HPWRコネクター」を採用したことにより、大幅な進化を遂げたと言えます。
また最新のアップスケーリング技術「DLSS 3」が使用可能であることも大きな強みです。
消費電力がかなり抑えられているため小型ケースとも相性が良いことが最大の魅力の一つです。
それでいて「4Kゲーム環境」でも高い性能を発揮できます。
小さくて「4K」も快適!
小さくて「4K」も快適!
「RTX 4090」を始め年々、大型化するグラフィックボードは、ついに「4スロット」が標準になりつつあります。
その中で「RTX 4070 Ti」はミドルハイクラスの中では比較的「小型」かつ「省エネ」を謳っています。
しかし長さを抑えても「2.5スロット=51mm前後」が主流であり、そこで「ELSA社」が得意とする「薄型化」は驚くべきことに「2スロット=42mm」を実現しています。
筆者は「2スロット」の魅力に惹かれ「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」を購入しました。
また「SFFファン」の中で未だに根強い人気を誇るPCケースDAN社「A4-SFX」に「RTX 4070 Ti」を換装してみました。
DAN社「A4-SFX」は過去に掲載していますので、ご覧いただけると幸いです。
【小さな巨人】Dan Cases社 PCケース「A4-SFX V4」をレビュー
この「A4-SFX」はMini-ITXケースの中では、歴代の超小型PCとして「SFFファン」から高い評価を得ています。
コントローラーを並べることでサイズ感がお分かりいただけるかと思います。
開封の儀
開封の儀
外観
外観
「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」をチェックする
「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」をチェックする
ボディーカラーは「ブラック / シルバー」のツートンカラーです。
インターフェース周りを見てみます。
換装の際の準備
換装の際の準備
グラフィックボードを取り換えるときに古いドライバの削除をおススメします。
古いドライバ削除の詳しくはこちら!
ドライバをインストール
ドライバをインストール
グラフィックボードを換装したら「Radeon」ドライバをダウンロードしインストールします。
ダウンロードはこちら
「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」のスコア検証
「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」のスコア検証
【CPU】INTEL社「Core i9-13900K」
【マザーボード】ASUS社「ROG STRIX Z690-I GAMING WIFI」
【メモリ】CORSAIR社「VENGEANCE DDR5, 6000MHz 32GB(16GBx2)」
【GPU】ELSA社「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」
【PSU】Thermaltake社「TOUGHPOWER GF3 1000W」
【AIO】ASUS社「ROG Ryujin II 240」
【Ver】GeForce 531.68
3D MARK
blender(V3.3.0)ー「GPU」
「フォースポークン」−「プリセットー最高」
「Call of Duty: Modern Warfare 2」−「プリセットー極限」
Horizon Zero Dawn−「プリセットー最高」
「zombie army 4」−「プリセットーウルトラ」
「アサシン クリード ヴァルハラ」−「プリセットー最高」
「ファークライ5」−「プリセットー最高」
ゴーストリコン・ブレイクポイント−「プリセットーウルトラ」
ディビジョン2−「プリセットー最高」
SHADOW OF THE TOMB RADER−「プリセットー最高」、「DLSSークオリティ」
デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「プリセットーウルトラ」
strange brigade−「プリセットーウルトラ」「スケール150%」
ゴーストリコン ワイルドランズ−「プリセットーウルトラ」
トータルスコア・ゲームスコア(3D MARK、R23、blender-省略)
使ってみた感想
使ってみた感想
「RTX3090」のゲーム性能以上ながら「小型」かつ「省エネ」には驚かされます。
今、筆者が遊んでいる「BIOHAZARD RE:4」で試してみます。(室温20℃)
特に懸念していた「4K環境」は概ね「4K/60fps」を下回ることなくかなり快適に遊ぶことができました。
洗練された「ヒートシンクデザイン」の恩恵か「2スロット」でありながら冷却性能がしっかり活かされています。
良かったところ
良かったところ
❶「WQHD」までなら上位のGPUとも遜色ない性能を発揮します。
❷「RTX3090」よりも低価格で同等以上の性能が得られるうえ消費電力が大幅に省エネ化され「285W」で動作します。
❸アップスケーリング技術「DLSS」の性能も高く「レイトレーシング」を有効にしても高いフレームレートが実現可能です。
❸「2スロット」でありながら「高負荷」でもGPU温度を抑える優れた冷却性能も備えています。
残念な点、注意する点
残念な点、注意する点
❶価格は「14万円前後」と少し高めですが、その価格に見合う高性能なグラフィックスボードです。
❷「4K」解像度にはやや苦手かもしれませんが「FHD」や「WQHD」解像度で優れた性能を発揮します。
❸「12V HPWRコネクター」の「発火問題」は、しっかりとコネクターを差し込めば回避できます。
また「小型PCケース」でのケーブルの乱雑さを避けるために、できるだけ「ATX3.0対応」の電源ユニットを購入することをお勧めします。
1本のケーブルで済むため、とても便利です。
総評
総評
「ELSA社」の「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」を初めて「小型」かつ「省エネ」の目的で購入しました。
以前から「ELSA社」の存在は知っていましたが他社メーカーよりも「割高」で「値下がりしない」という印象がありました。
しかし今回の購入で、その価値を再認識しました。
SFF(Small Form Factor)ファンとして、ELSA社の薄型化技術には感嘆します。
「RTX3090」を超えるゲーム性能を発揮する「RTX4070Ti」は「小型」かつ「省エネ」性能に特化しています。
ELSA社の「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」には開発者たちの強い情熱が感じられます。
特に限界サイズに挑戦する姿勢は、彼らの情熱と信念の表れであると思います。
「GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」は、とても魅力的です。
共に「SFF愛好家」として熱く語りませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
AD: N.K
ELSA GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X 新品価格 |
主な仕様
主な仕様
297mm(長さ) x 118mm(高さ) x 42mm(厚さ)
関連商品
関連商品
トレンドアイテム
トレンドアイテム
|