2019年12月29日
【3800Xはゲームに最適!】AMD社「Ryzen 7 3800X」をレビュー
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「Ryzen 7 3800X」はゲームに最適?!
第3世代のRyzenシリーズの中で「3800X」はシングルの周波数が一番、高くバランスが良いと言われています。
しかしワンランク下位の「Ryzen 73700X」と比べコストパフォーマンスが悪いとも言われてますが発売当初よりも価格が下がりお買い求め安くなった今こそ、購入のタイミングと思い購入しました。
更に12/31までの期間と言われていた「最大4つのゲームがもらえるキャンペーン」が「1/27」まで延長になり購入の意思がより高くなることでしょう。
この機会にお正月はたくさんゲームを楽しみましょう!
是非、確認してみてください。
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ゲームがもらえるキャンペーンはこちら
対象商品は以下の表を確認してください。
対象商品 | |||
CPU | VGA | ||
AMD Ryzen9 3950X/3900X | AMD Radeon RX 5700XT | ||
AMD Ryzen7 3800X | AMD Radeon RX 5700 | ||
AMD Ryzen7 3700X | AMD Radeon RX 590 | ||
AMD Ryzen5 3600X | AMD Radeon RX 580 | ||
AMD Ryzen7 2700X/2700 | AMD Radeon RX 570 |
2020年1月27日までなので欲しい方は急いでくださいね!
新世代「Ryzen 7 3800X」はゲームに最適!
「3800X」の凄いところはプロセス「7nm」なのです。
プロセス「7nm」と聞いてピンとこないと思いますので簡単にイラストを描きました。
プロセスが微細化するメリットとは・・・
❶より高性能なプロセッサーを製造できる
❷パフォーマンス向上(処理性能が上がります)
❸消費電力や低発熱(ワットパフォーマンス)の省エネ化
❹製造コストの低下(小さなサイズでチップがたくさん載せられる)
の以上が期待できます。
さらに「PCIe4.0」にも対応しています。
PCIe3.0 と比較して2倍の帯域幅を実現します。
PCI Express | 帯域幅 ✕16 |
Gen2 | 8 GB/S |
Gen3 | 15.75 GB/S |
Gen4 | 31.51 GB/S |
それでは「3800X」のスペックを見てみます。
CPU | Ryzen 7 3800X | Ryzen 7 3700X | Ryzen 7 2700X | core i9 9900K | Ryzen 5 3600X |
コア数 | 8 | 8 | 8 | 8 | 6 |
スレッド数 | 16 | 16 | 16 | 16 | 12 |
ベースクロック | 3.9GHz | 3.6Ghz | 3.7Ghz | 3.6GHz | 3.8GHz |
ブーストクロック | 4.5GHz | 4.4 Ghz | 4.35 Ghz | 5.0Ghz | 4.4GHz |
L2 cache | 4MB | 4MB | 4MB | 1.5MB | 3MB |
L3 cache | 32MB | 32MB | 16MB | 16MB | 32MB |
対応メモリ | DDR4-3200 | DDR4-3200 | DDR4-2933 | DDR-2666 | DDR4-3200 |
TDP | 105W | 65W | 105W | 95W | 95W |
TDPは「3800X」と「3700X」を比べると「40W」も高くなっています。
「3700X」は価格も発熱量も抑える省エネとは対照的に、とことん高いパフォーマンスを求めるゲーマー向けと言えるでしょう。
発売当初は「5万円」を超えてましたが現在は「4万円半ば」まで落ちて、まだまだ下がりそうです。
今後の価格の動向次第ですが強化された「ゲーム専用CPU」として組み込むにはベストな選択肢だと思います。
スコアは後ほど見てみます。
開封の儀
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外観
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「Ryzen 7 3800X」のスコアを検証
【CPU】AMD Ryzen 7 「3800X」
【マザーボード】「ROG CROSSHAIR VIII IMPACT」
【メモリ】キングストン社「HyperX Predator RGB 4000MHz 8×2/16GB」
【GPU】「Radeon RX 5700 XT 50th Anniversary Edition」
今回は「ゲームがもらえるキャンペーン」の対象VGAを参考にするため「Radeon RX5700 XT(50th Anniversary Edition)」を用いて検証します。
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Cinebench R15ー「CPU」
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「シングル・マルチスレッド」
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「3D MARK」
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ゴーストリコン・ブレイクポイント−「デフォルト設定」
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ディビジョン2−「デフォルト設定」
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「フルHD」以外はボトルネックになってる様子が伺えます。
SHADOW OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
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RISE OF THE TOMB RADER−「デフォルト設定」
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デウスエクス マンカインド・ディバイデッド−「デフォルト設定」
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strange brigade−「スケール150%」
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ゴーストリコン ワイルドランズ−「デフォルト設定」
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以上、スコア検証でした。
総合的にまとめると、「フルHD」設定のスコアが非常に伸びました。
FPSなど高いフレームレート(144Hz)以上を求めるならば「3800X」は、かなり条件が良いです。
使ってみた感想
「Radeon RX5700 XT」を用いて「フルHD」以上の「WQHD=2560×1440」で遊んでみたところボトルネックが発生し体感的に格下の「3600X」と違いはありませんでした。
ただし「フルHD」設定という条件で遊んでみると「9900K」と同等に安定した高フレームレートが出るので、「ゲーム専用CPU」というより「FPS専用CPU」といった方が、しっくりきます。
良かったところ
❶「フルHD」という条件であれば「9900K」と同等に高いフレームレートを実現する。
❷「2700X」より約25%パワーアップ!
残念な点、注意する点
❶「WQHD=2560×1440」以上の設定ではスコアが、ほとんど伸びず安価な「Ryzen」と違いは少ないです。
コストパフォーマンスが悪くワンランク下の「3700X」を選択しておけば良かったかなと思ってしまう。
❷発熱量が高くゲーム中に「81℃を超えてます!」のメッセージが頻繁に出るようになりました。
「9900K」ではメッセージがあまり出てこないので残念です。
総評
「Ryzen 7 3800X」はゲーム専用として優秀ですが特にフルHD限定の「FPS」「TPS」など高いフレームレートに特化したCPUといった印象を持ちました。
価格、発熱量、消費電力、パフォーマンスといったバランスが皆無で少し癖のあるCPUかなと思います。
「3800X」とは対照的に下位「3700X」は価格、発熱量、消費電力、パフォーマンスが非常に優れているようなので「3700X」にしておけば良かったかな〜と思う買い物でした。
では、どんな方に「3800X」はオススメなのか?
一言で言えば・・・「フルHD」限定で高フレームレートを求む!
それを望まないのであれば「3700X」か「3600X」でも十分な気がします。
最後になりますが「最大4つのゲームがもらえるキャンペーン」ですが「3800X」は2本貰えるので、この差は大きいです。
是非、ご検討ください。
お目通し戴き、ありがとうございました。
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