ついに登場!その名は「RYUO」
「RYUO」はASUS社の「ROG」ブランドで初めて液冷クーラーを発売しました。
ROG液冷クーラーのモデルは全部で4種類あります。
それぞれ個性的なヘッド部分とファン数に違いがあります。
「RYUO」と「RYUJIN」の最大の魅力はヘッド部分に1.77インチの「OLEDディスプレイ」が搭載していることです。
今までもヘッド部分が幻想的に光るクーラーはありましたが光る部分が彫り込まれており色を変えたりパターンを演出したりして個性的な自作PCとして魅せていました。
そこで「RYUO」と「RYUJIN」のヘッドは光ると言うより「映す」ので無限の表現が可能になり「オンリーワン」の個性的な自作PCに創ることができるでしょう。
「ROG RYUO 240」の特長
❶リアルタイムのシステムのステータスとカスタマイズしたロゴやアニメーションを表示する1.77インチのカラーOLED
❷ROG用に設計したラジエーターファンにより最適なエアフローと静圧を実現
❸ライティングとOLEDディスプレイ用のLiveDashのワンストップのコントロールセンター
❹個別にアドレサブルなRGBとNCVMコーティングのポンプカバーがなめらかでモダンな美しさを強調
❺ビルドの中央で、ROGマザーボードを補完できるように設計
❻強化されたスリーブチューブにより耐久性が向上(ASUS社HPより引用)
開封の儀
外観
「ROG RYUO 240」をチェックする
まず開封して本体を取り出して感じた第一印象はヘッド部分が意外と小さいです。
以前にレビューしたNZXT社「KRAKEN X52」のヘッドは、かなり大きかったので「mini-itx」マザーボードではメモリ部分が干渉してしまい「ロゴ」を「横向き」にするなどやむを得なかった。
NZXT社「KRAKEN X52」美しいクーラーをレビュー
左「X470-I」、右はIntel社チップセット「Z370-I」
でも「ROG RYUO」ならヘッドが小さいので正々堂々と正面に構えられるはず!
早速、ヘッドが正面を向くのか心配なので確認してみます。
用意するのは右、ASUS社「 ROG STRIX Z390-F」と左、BIOSTAR社「X470GTN」です。
まず「ROG STRIX Z390-F」の隙間をチェック!
肝心の隙間はどうか?
では「mini-itx」のマザーボードはどうだ?
では隙間は?
参考にNZXT社「KRAKEN X52」も見てみます。
ヘッド部分の比較
左「KRAKEN X52」、右「ROG RYUO 240」
背も「KRAKEN X52」の方が高いです。
「 ROG STRIX Z390-F」
メモリソケットが傷みそうなのでヘッドの向きを変えて使うのが望ましいです。
次は「フィン」を見てみます。
240mmサイズの「フィン」ですが「KRAKEN X52」に比べ、やや薄いです。
ROG「ファン」は分厚く重厚感と高級感があります。
それではマザーボードに「ROG RYUO 240」を取り付けます。
マザーボードの「CPU」を留めるネジを確認します。
左「インテル」、右「AMD」
「プラスネジ」は両社、兼用です。
❶インテルの場合
付属のアダプターを外し4点にネジを留めます。
アプリを準備する
ヘッドの画面の設定やイルミネーション、ファンコントローラーのアプリなどダウンロードする必要があります。
「AURA」と「LiveDash」のダウンロードはコチラ!
ダウンロードして準備完了!
スイッチオン!
ヘッドの画面が映りました!
ヘッド周りのLEDがクール!
しばらく画面を見つめていて、そろそろ「AURA」「LiveDash」を設定してみようと試みた次の瞬間!
まさか?!「AURA」「LiveDash」が起動しない?!
「OS」のトラブルか?!
「LiveDash」も起動しないので原因を突き止め解決次第、追って報告します。
使ってみた感想
「AURA」「LiveDash」が起動しないトラブルは想定外でした。
それ以外の点を申し上げるとヘッドが小さくメモリと干渉しないので換装が簡単でした。
また「フィン」が薄いので多少、長めの「GPU」も入りやすくなっています。
ベンチマーク「CINEBENCH R15」で「CPU温度」を測定したところ「46℃」前後で安定しているので冷却性能はかなり良さそうです。
良かったところ
❶ヘッドが、とにかく小さいので、どんなマザーボードでもメモリと干渉しないのが最大のメリット!
❷ヘッドが小さくても冷却性能は抜群に良い!
❸幻想的なヘッドはPCケース内を魅了します!
インテリアのセンスに自信ない方でも「ROG RYUO」が解決します。
残念な点、注意する点
❶「AURA」と「LiveDash」が起動しないトラブルの可能性あります。
もしかすると筆者の「OS」が破損している可能性が高いので気にしなくても良いかもしれません。
解決法が見つかる次第、追って報告します。
❷ヘッドのサイドの3本の配線の生えだしは意外と短くケーブルマネジメントがしづらいです。
脱着式にして欲しかったです。
総評
初ROGブランドの「ROG RYUO」は取り回しが今までの簡易水冷クーラー中で一番、扱いやすかったです。
ただ扱いやすいだけでなく「ROG RYUO」は次世代感が強く漂いました。
美しく魅了するヘッドは更に進化し人々を虜にすることは間違いないでしょう!
幻想的なヘッド「「ROG RYUO」を眺めてみませんか?
お目通し戴き、ありがとうございました。
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主な仕様
対応ソケット
Intel: LGA 1150, 1151, 1152, 1155, 1156, 1366, 2011, 2011-3, 2066
AMD: AM4, TR4
ファンサイズ-120x120x25 mm
ラジエーターサイズ-272x121x27 mm
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