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2024年02月04日

「空想の海」 深緑 野分(ふかみどり のわき)の感想。

空想の海/深緑野分【1000円以上送料無料】



あらすじ

書き下ろしを含む、様々なお話を集めた短編集。

バラエティ豊かな空想の世界に入り込める、噛めば噛むほどおいしい一冊。

あなたも、深緑野分の世界を味わってみませんか?

感想

一つ一つの世界が濃くて独特、不思議な世界が広がっていて、問答無用で連れていかれます。

戦争の話がいくつかあり、そこに深緑さんらしさを感じました。

他の小説も読んでみたくなる、味わい深い逸品です。

お勧め度 ☆☆☆
お気に入り度 ☆☆☆
↓ ネタバレ(本気でネタバレです)

2024年02月03日

「世界の魔よけ図鑑」 監修:三国 信一(みくに しんいち)・土谷 輪(つちや りん)の感想。

世界の魔よけ図鑑 (学校・公共図書館向けシリーズ) [ 三国 信一 ]



内容

コロナ禍で流行った妖怪・アマビエや、八咫烏(やたがらす)などの日本編、魔女やブラウニーなどが出てくる世界編と、それぞれのお守り、魔よけ、お札、神様を、写真やイラストでご紹介!

今まで知らずに行っていた習わしやお守りの由来や意味を知ることができる、とてもわくわくする図鑑です!

感想

「お守りや魔よけなんて日常生活にほとんどかかわりない!」なんて思っていたらびっくり!
「へえ~、なるほど~」と感心しきりです。

ご自身がお住いの地域の行事や民芸品にも、あなたの知らない由来があるかも!?

読んでみたら、日本も世界も、こんな時代でも実は信心深いんだなあ、と思うこと間違いなしですよ!


お勧め度 ☆☆☆
お気に入り度 ☆☆☆

2024年02月02日

「君のクイズ」 小川 哲(おがわ さとし)の感想。

君のクイズ [ 小川哲 ]



あらすじ

クイズ番組・第一回「Q-1グランプリ」のファイナリストとなった僕は、対戦相手の本庄 絆(ほんじょう きずな)にあと1ポイントで勝利するところまで来ていた。

しかし、運命の一問、一言も問題が読まれないうちに、本庄が答えを言い、しかも当ててしまう。

問題文を一言しか聞かずに正答する「一文字押し」ならぬ「ゼロ文字押し」は物議を醸し、納得のいかない僕は、その真実を探し始めるのだが――。


感想

クイズプレイヤーを主人公に、クイズ番組がやらせかどうかの謎を突き止めていく、ユニークな小説。

山形県周辺に住んでいる人は、ちょっとドキッとする場面も?

一風変わったミステリを読んでみたい方は、一度読んでみてはいかがですか?


お勧め度 ☆☆☆
お気に入り度 ☆☆
↓ ネタバレ(本気でネタバレです)

2024年02月01日

「京都烏丸御池の名探偵 ―僕が謎を解く理由―」 才羽 楽(さいば らく)の感想。

京都烏丸御池の名探偵 僕が謎を解く理由 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) [ 才羽 楽 ]



あらすじ

フリーペーパー「miimii」で日常ミステリー「京都烏丸御池の名探偵」という記事を書いている僕。

自分を主人公にしたこの記事のファンだという女性が、突然、ネタとなるミステリーを引っ提げて強烈なアプローチを仕掛けてくる。

亡くしたばかりの恋人を思い続ける僕は、彼女の思いを受け取る気はない。
だが、彼女はその恋人とうり二つで――。

二人の秘めた思いが交錯する、緻密に練られた日常系ファンタジー。

感想

京都を舞台に、観光スポットを巡りながら謎を見つけ、謎を解いていくほのぼのしたミステリー。

かと思いきや、謎が張り巡らされていてあまり油断はできません。

謎に満ちた彼女との出会い――、一筋縄ではいかないその謎、あなたには解けますか?


お勧め度 ☆☆
お気に入り度 ☆☆
↓ ネタバレ(本気でネタバレです)

2024年01月31日

「谷中びんづめカフェ竹善 猫とジャムとあなたの話」 竹岡 葉月(たけおか はづき)の感想。

谷中びんづめカフェ竹善 猫とジャムとあなたの話 (集英社オレンジ文庫) [ 竹岡 葉月 ]



あらすじ

谷中に住んでいる紬(つむぎ)は、手芸が得意なコミュ障の女子大生。

実家から送られてくる大量の野菜に困惑し、ごみ捨て場に捨てようとしていたところ、近くでカフェを経営する外国人セドリックにとめられる。

次女を説明すると、彼が作ってくれたのは、長期保存が可能な野菜のびんづめで……。


感想

びんづめはどれもおいしそうで、紬と同じく思わずつばを飲み込んでしまいます!

変わり者の紬と周りの人物たちの掛け合いも楽しく、一気に読めてしまうおいしいびんづめ物語です。


お勧め度 ☆☆☆
お気に入り度 ☆☆☆
↓ ネタバレ(本気でネタバレです)

2024年01月30日

「天久鷹央の推理カルテ」 知念 実希人(ちねん みきと)の感想。

天久鷹央の推理カルテ (新潮文庫nex(ネックス) 新潮文庫) [ 知念 実希人 ]



あらすじ

天医会総合病院には、特殊な部門がある。

統括診断部。
そこは、病院が誇る天才女医・天久 鷹央(あめく たかお)が部長を務めていて、助手の“小鳥”を引き連れて、難解な診断や難解な患者、そして関係なさそうな難解な事件まで、鮮やかな手口で解決してしまうのだ――。


感想

ズケズケした口調でズバッと解決してしまう、傍若無人な鷹央のキャラがいい感じです。

超ブラックな職場で小鳥は大変ですが、毎日充実していてやりがいを感じているのが伝わってきて、コンビもいい感じです。

河童事件から人魂事件と、医療と関係あるのか?と思わせながらも最後はちゃんと医療ミステリーに持っていくうまさ!

小気味いい物語を読みたくなったらこちらをどうぞ!

お勧め度 ☆☆☆
お気に入り度 ☆☆☆
↓ ネタバレ(本気でネタバレです)

2024年01月29日

「三千円の使いかた」 原田 ひ香(はらだ ひか)の感想。

三千円の使いかた (中公文庫 は74-1) [ 原田 ひ香 ]



内容

誰もが生きていくために必要なもの――それはお金!

就職して一人暮らしをしている美帆(みほ)、その姉で今は専業主婦の真帆(まほ)、そして病気をしてしまったその母・智子(ともこ)、一千万の貯金がありつつ老後の心配がある祖母・琴子(ことこ)。

みんなそれぞれ、お金については悩んでいる!

御厨(みくりや)家の女たちの悩みを通して、これからの生き方、お金の使い方を学んでいきましょう!


感想

実際に使えそうな節約の方法がそこかしこに出てきて、本当に勉強になりました。

お金のことだけでなく、それぞれの生き方や悩みも等身大で、いろいろと考えさせられます。

でも、幸せになりたいのはみんな一緒!
まずは一歩、自分にできることから始めてみましょう!

お勧め度 ☆☆☆
お気に入り度 ☆☆☆
↓ ネタバレ(本気でネタバレです)

2024年01月28日

「転職の魔王様」 額賀 澪(ぬかが みお)の感想。

転職の魔王様 (PHP文芸文庫) [ 額賀 澪 ]



あらすじ

ブラック企業で社畜となり、ついには体を壊して転職を決意した未谷 千晴(ひつじたに ちはる)。
彼女のおばの勧めで、シェパード・キャリアという転職エージェントのサポートを受けることに。

しかし、そこで担当してくれたのは来栖 嵐(くする あらし)と名乗る男で、淡白・毒舌、そして相談者の心をへし折るいわゆる「転職の魔王様」。

果たして千晴は、彼のもとで、無事転職することができるのか……!?

感想

仕事や転職、その延長線上での未来の生活……必ずと言っていいほどの大人の悩みどころです。

ブラック企業で苦しみ、充実した仕事内容だけど薄給に不安を持ち、特に不満はなくとも周りと比べて自信がなくなり……と、人によって転職の理由は様々です。

ただでさえ難しい転職、しかも一筋縄ではいかない転職希望者たちを、無事幸せな転職に導けるか?

身につまされながらも先が気になって仕方がない、ドラマ化もされた転職エージェントストーリーです。

お勧め度 ☆☆☆
お気に入り度 ☆☆☆
↓ ネタバレ(本気でネタバレです)

2024年01月27日

「検察側の罪人 下」 雫井 脩介(しずくい しゅうすけ)の感想。

【中古】検察側の罪人 下/ 雫井脩介



あらすじ

真犯人である弓岡(ゆみおか)を殺し、松倉(まつくら)に冤罪を着せることを決めた検事・最上(もがみ)。

松倉の取り調べに消極的になっていた沖野(おきの)は担当から外され、悩んだ末、検事を退職することに。

そして、松倉を冤罪から救うため、彼の担当弁護士と協力して検察に立ち向かうことになるのだが……!?

最上v.s.沖野。正義とは何か、検事とは何かを模索する、本格ミステリー小説、下巻!


感想

きっとみなさん、最上の選択は間違っていると思われることでしょう。

けれど、それもだんだん揺らいでいってしまうほど、雫井さんの話運びがうまいです。

最後まで自分の決断を信じられるか、というものも問われている気がします。

検事である最上がした究極の選択、そしてその結末を、どうか見届けてください。

お勧め度 ☆☆☆☆
お気に入り度 ☆☆☆☆
↓ ネタバレ(本気でネタバレです)

2024年01月26日

「検察側の罪人 上」 雫井 脩介(しずくい しゅうすけ)の感想。

【中古】検察側の罪人 上/ 雫井脩介



あらすじ

検事である最上(もがみ)が学生時代世話になっていた寮の管理者夫婦、その一人娘が殺された事件があった。

その犯人は捕まっておらず、この上なく疑わしい容疑者・松倉(まつくら)がいたのについには時効を迎えている。

しかし、その松倉が新たに疑われる凶悪な殺人事件が起こった。

最上は、若手検事の沖野(おきの)を指導しながら、松倉に過去の清算をさせようとするのだが……?

正義とは何か。検事とは何かを考えさせられる、上質な検事ミステリー、上巻登場!


感想

捜査能力が足りなかったことにより、有罪にできなかった容疑者松倉への懲罰意識。
それをどのように自分の中でコントロールするのか、悩む最上にはかなり共感しました。

身勝手なことばかり言う松倉には終始イライラ、そして危うく揺れ動く最上にはずっとハラハラ。

先が気になって気になって仕方ありません。

一気読み間違いなしの、雫井秀介渾身のミステリー、文庫で上巻が登場です。


お勧め度 ☆☆☆☆
お気に入り度 ☆☆☆☆
↓ ネタバレ(本気でネタバレです)
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