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2018年03月10日
法師品第十 他力と自力
日本の親鸞聖人は他力本願を大切に説いていました。
ところで他力とは一体何でしょう?
多く勘違いしやすいのは単に人同士の義理や人情による他人が与えてくれる手助けのことと思い込んでいるということではないでしょうか?
つまり、他力とは同じ人間の力以外である他の力と考えたほうがきっと解かり易いのではないかと思います。
だから、人間は根本的には自力だけによる生き物だと私は思います。
また、それに対し、他力だけの生き物も居るとしたらその代表例はすでに滅んだ恐竜のような生き物ではないかと思うのです。
それは、なぜ恐竜は氷河期に全滅したかと考えれば、その原因は食糧不足のみならず急激な環境変化、即ちそれまでにない新しい他力の変化に全く裏切られた形だったと思うのです。
つまり、自力パワーがほとんどないからすでに古い他力パワーが新しく急変した他力パワーに一気に追随できなくなっていったのだと思うのです。
その点で、新しい急変の他力に対応できたのは元々自力パワーの優れた生き物だけだったと考えられるわけです。
また、恐竜の骨などが現代まで何故そのまま遥か時代を超えて残っているかの不思議も、他力中心だった生き物ならではと考えられるのです。
それはどうしてかと言いますと、恐竜の化石などは火山の溶岩や通常の岩石などに等しく、特に他力エネルギーによる強い刺激や応力を受け続けることにより変形したままいつまでも残りやすい物質になっていることと類似しているからだと思うのです。
(ぶっけん成安田)
https://jouan167.jimdo.com/buddha1110/
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