2015年09月29日
各種雑誌の発行部数から見る紙物媒体の人気度
発行部数
雑誌への広告掲載を検討する際に念頭に入れておきたい各種雑誌の発行部数、
TVコマーシャルなどで露出度が高いのに、実際の発行部数はそれほどでも。
という雑誌も山ほどあります。
また、それとは逆に、「こんな雑誌知らなかった」っていうものが、
実はかなりの部数であったり、
自分自身が興味ある分野でないと、
正確な認識にはなっていないものです。
そこで、役立つのが以下のサイト。
一般社団法人 日本雑誌協会
このところ法案可決された、「特定秘密保護法案」や「児童ポルノ禁止法」への意見や、
雑誌にまつわる各種ガイドラインの他、色々な統計データを公表されています。
その中で注目なのが、「印刷部数公表」です。
男性、女性、男女混合に分類し、さらに、ビジネス向け、趣味、生活、情報、コミック等の分類で、
各種雑誌の印刷部数を公表してくれています。
少年コミックなんかだと、以下のような感じです。
週刊少年ジャンプ、マガジンの圧倒的な強さがわかりますね。
コロコロコミックが人気あるのもわかります。
大抵の書店が店頭に並べているコミック誌ですが、
新しいコミック誌が入る隙はなかなか無さそうですね。
次は女性誌(ヤング)です。
意外と発行部数少ないんですね。
TVCFなどでも宣伝されているので、かなりの部数だと思っていました。
いまや雑誌も宣伝しないと売れないということですね。
特に、この傾向は女性誌に多い気がしますね。
流行のファッションをみるだけなら、立ち読みで済みそうなので、
ファッション誌がブランド等の広告記事ばかりなのが起因しているようにも思います。
数年前に大流行していたアゲ嬢ファッション雑誌も廃刊しましたし、
衰退が激しいファッション業界では、特定のファッションだけを扱うのもリスクがありそうです。
昨年頃からは40代の女性向けの雑誌が乱発されましたが、
ニッチ層を狙う戦略からすると、雑誌価格をもっと高くして、
トップモデルや富裕層のファッションを、具体的な人物をフォーカスして取扱うなんてのが面白いかと思います。
たとえば、ロイヤルファミリーのファッション。
世界中のロイヤルファミリーの女性達が、
色々なシーンで着こなすファッションは興味深いものです。
また、それらの支出の原資は何なのかも知りたいのが心情です。
そういった競合他社との熾烈な争いがあるなか、意外と発行部数が少ないファッション誌に比べて、
女性誌で発行部数が多いのが、実は実用誌です。
中でも「光の家」は凄いです。
驚いたジャンルとしては、エンターティメント情報誌。
「声優グランプリ」なんてのがあるんですね。
日本のアニメ産業は世界一ですからね。
特に、最近の声優さんはアニソン歌手であったり、女優であったりと、
多芸な上に綺麗な人が多いので、
グループでしか売り出せないアイドル、
高齢化すると用無しになりかねない普通のアイドルに比べると、
声優という生涯に渡って活躍できる業種でもあるので、
声優を目指す人も多いのかもしれませんね。
まとめ
「まとめ」ってほどの事ではないのですが、
こういった情報を知ることで、世間では何が人気あるのかを知ることができるかもしれませんね。
また、普段見た事もない雑誌を知る機会にもなるので、
一度はひと通り目を通してみてはいかがでしょうか。
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