ゴーヤ育成日記

「遺体」では、
津波被害にあった御遺体を軸に、
被災地の状況をリポートしている。
テレビニュースでは絶対に映らないような現場が描かれている。
「津波の墓標」では、
美談とは別な取材のこぼれ話が読めた。
避難所でのいじめとか、
被災者とボランティアの方々との軋轢とか、
被災地での窃盗や、暴力だとか。
復興への美談、お涙ものでモチベーション保つのは大事だが、
今後また自然災害が起きた時のためには、
失敗談から学ぶこと多々ある気がした。
被災地で楽し気に記念写真撮るボランティアの方の話とか、
メディアのあり方とか。
悪気がなくてもトラブルは生じる、
失敗談から配慮を学べる。
昨日の深夜になにげなくテレビをつけると、
この著者が「じっくり聞いタロウ」という番組に出ていた。
時期的に言うと、
東日本大震災の取材をした時の話をするのかと思いきや、
昨今のコロナ禍での
新宿歌舞伎町のホスト業界の大変さを語っていた。
もちろんホスト業界だって大変だと思う。