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2014年04月28日
【文庫版】オールド・ボーイ〜ルーズ戦記〜 ハードボイルドもワイルドもここにある
著者:嶺岸信明
突然の誘拐、そして10年間の軟禁生活。
誰が何の目的で彼をそこに追いやったのか。
突然のように開放を宣言され、手掛かりを求めて立ち上がる。
まだ見ぬ敵を知る為に。
【オールド・ボーイ】
10年後にタイムスリップをしたかのような物だ。
時代でなくなったハードボイルドな雰囲気をそのまま持ち合わせる男。
その男が自分を10年の軟禁に陥れた者を追跡する物語だ。
軟禁された個室にはシャワーもトイレもテレビも備えつけてある。
不自由なのは外に出られないぐらい。
その10年間のんべんだらりと過ごしていた訳ではない。
冒頭でも常に監禁された個室で筋トレを怠らなかった。
テレビからの情報収集も。
そして念頭には「何故?」「誰が?」を突き止める事がすでに目的にあったようだ。
野性味溢れる男がそして解き放たれることになる。
いきなり開放されても過去の自分の痕跡を失った街。
住処もほとんど金も無い中放り出されたら自分ならどうなってしまうだろうか?
何処へなりとも行ってもいいのに、何処へも行けないかも知れない。
この男のように念頭に同様の意思があっても漠然とした世界に放り出されてはお手上げだ。
恐らくは知人や昔の友人に頼る形になるだろう。
確実に迷惑になるでしょうが、頼る者が無い者は見知った者にしか助けを求めることは出来ない。
もしそんなオールド・ボーイに自分がなったらどうする?
彼と同様の努力をするだろうか?
追跡の意思は残っているだろうか?
10年という時間はハンパではない長さと重みだ。
まるで同じ国の生まれなのに別の国にいるかのような物だ。
私は情報を集めるのが好きだが筋トレは余り・・・。
きっとそれではガッツが養われていないから物語も始まらない気がする。
助かったという事実で頭が一杯になってしまいそうだ。
抑圧された欲望の捌け口を求めてしまうかも知れない。
そう考えていると、この作品を考える事は一つの哲学でもある。
そんなオールド・ボーイという漫画の面白さに触れて貰いたい。
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※こちらは新装版・文庫版では御座いません。
【紙書・資料・実用書】家や町並みの写真集 建築物の資料をお探しの方に。
世界でいちばん美しい街、愛らしい村 世界の写真家たちによる美の風景
水辺の美しい街や、まるで童話の中に迷い込んだかのような街並み。
田園やカラフルな街などの風景が収録されている。
旅行好きの方の刺激にもなるかも知れない写真集。
【コラム:一般の人が建築資料を活かすならマインクラフト】
minecraft(マインクラフト)というゲームをご存知だろうか?
ドット単位の世界で出来ていて、そこでは様々な建築や冒険が楽しめる「サンドボックス型」のゲームである。
類似にテラリアなどもあるが、3Dの世界であるという事が重要。
3次元的な情報を集めてそれを元にマインクラフトで知識を活かすのだ。
私は単純に建築物が好きだし、廃墟なども好きなんですわ。
廃墟=心霊スポットなんて考えてる時点では、まだまだ・・・。
朽ちるに任せて自然と融合していくその姿が美しいんだよ。
そりゃ夜に行けば怖いが、昼間は中々壮観な物ですよ。
許可が必要な場所はきちんと役所で尋ねたりしてから行くように。
話が一瞬脱線しましたが、建築の資料といっても難しい資料本は読めません。
大工さんの仕事にゃ簡単な計算から超難しい計算まで、計算計算計算ですから。
マインクラフトの建築は直感で作れるということもあって緻密な計算は余り必要ない。
単純に置く数を覚えておけばいい・・・大規模になると数字管理が大変だが、マインクラフト流の建築法がある。
でも、割とどんな風をイメージして作るかで迷うのが必定。
そんな時、手元にあって欲しいのがこういった資料本だ。
和風建築のイメージや、当時の家々・街並みといった物は作る物の全体像をイメージさせやすい。
イメージしやすいと、後は土地を確保していざ建築!
本格的なマインクラフト建築ともなると基礎の部分にもこだわったりする。
そういった時にビジュアル面や、建築法を知っていると再現には時間が掛かるが素晴らしい物が出来上がる。
私は直感で出来上がりをイメージして作るのが主。
でも、それだとバリエーションや超大型建築といった物が作れない。
キャリアだけは凄く長いのだが、大型建築は殆ど無いのだ。
天空を貫くような塔の上に大地を現在中規模で形成してる程度。
そこを中心にいずれ地上を闇に陥れようとしております。
6ラージチェスト以上の金ブロックを既に所持しているので悪趣味な建物を建築したいとか思っていたりもします。
その悪趣味な建物にも元の建物があったら人に話易いですし話題作りにもなりますよね。
今回の資料の場合は内装面ではなく、外装を重視する際に欲しいなと思いました。
外装が出来れば後は内装ってその家にあった雰囲気の物をイメージし易いと思いまして。
建築学部の人とかもマインクラフトをしていたりするじゃないですか?動画などで。
ああいうのを見ていると知識や知恵、見た目や機能性を考えた家の作りは素晴らしいなと思う訳です。
ただ知ってる動画主さんの殆どが失踪しているんですけどね(笑)。
それでも残していった建物類は素晴らしい物揃い、マイクラ流にアレンジされていてリスペクトし易い。
中には見ても分からない技法を使ってる人も・・・。
とはいえ、マインクラフトで建築したい人にも資料はあると便利だと思う。
そんな私が今欲しい色々の一部がこの書籍です。
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